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2006年1月29日 (日)

モチベーションとシステム

※土日は内容を考える余裕がないので、気が向いたらこれまで社外には公開していない昔の「つぶやき」を転載していこうと思います。なお、書かれている内容は当時のもので、今は状況が変わってしまっている場合もあります。

2003/9/26のつぶやき
モチベーションとシステム

モチベーションをキーワードの一つとしてあげているKMの人間が口にするのもなんだが、昨今マネジメント手法でも良く叫ばれるこの「モチベーション」。
追求するのは、本当に必要なことなのだろうか。

などということを先日ふと考えた。

もちろんやる気は大切だ。自分が仕事をしていく上で、自分の仕事に対してなんらかのモチベーションを持ちたいと自分でも思っている。
ただし、これはあくまで自分が自分に対して抱くものだ。

疑問を感じているのはそれではなく、マネジメントがマネジメントとしてモチベーションを取り上げる考え方である。「部下のやる気はこうして引き出せ」といった見出しが雑誌に並ぶのを見ると、本当にマネジメントはそれで良いのか、という気がしなくもない。

「やる気」と「業績」には、実は明確な相関関係はない。やる気が高くても空回りしてしまうことはあるし、やる気がなくても高い業績をあげることはあるだろう。
要するにモチベーションというのは、業績とは無関係でないにしても、それを支配するほどのものではないのだ。

そんな不確かなものを向上させることがマネジメントといえるのだろうか。
厳しいことをいえばそういうことだ。モチベーションをあげたところで、それが業績につながるかは分からない。業績があがったとしても、両者の相関関係を証明できるかといえば、これも難しいのではないか。

マネジメントがマネジメントとして考えなくてはいけないのは、そういった個人のやる気や能力に関係なく業績をあげることができるシステム(仕組み)を作り上げることではないだろうか。正直な話、モチベーションというキーワードをマネジメントが口にするのは、そういったシステムを構築できないことの裏返し、もっと厳しいことをいえば口実のような気がするのだ。

携わる人間の能力や精神状態に左右されない仕事を構築することが、マネジメントの責任のような気がしなくもない。その上で、その仕事に対して自らモチベーションを高めることで、その想定を上回る業績を上げることが、部下に求められていることなのではないか。

その関係が逆転していないだろうか?
マネジメントはモチベーションを叫び、部下はシステムを追求するような・・・。

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