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2006年1月12日 (木)

現場の定義

合資会社オオタキカクの太田亮児さんという方が書いた「責任者の心得」という冊子を、昨年末から今年にかけて読んだ。
多くは「現場責任者の心得」というもので、「現場」「現場」が連呼されるために、「現場主義」嫌いの自分としてはなんだかなぁと思って読んでいたのだが、最後の方に非常に得心する記述があった。

「現場を考える」という項なのだが、「働く人みんな現場」とした上で、そのはずなのに現場ではない人がいるとこんなことが書いてあったのだ。

1.責任を取らない(取れない、取り方を知らない)
2.責任を投げる(責任を転嫁する)
3.自分の保身だけを考える

これを逆に考えれば、現場の定義は非常にシンプルなのではないか。
つまり、責任を取ることができる=現場という定義だ。

営業や生産という職種ではなく、管理職や一般職という職位でもない、そこに責任があってその責任を果たしているかどうかを現場の定義として考えれば、いわゆる「現場主義」が本当かどうかが分かる。

責任がない立場だったら、現場とはいえない。こういう考えは非常にシンプルだ。
逆に言えば、現場が大事といいながら、権限と責任を彼らに委譲していなければ、それを本当に現場とは考えていないということになる。

自分の仕事には責任があるか。自分にはその責任を果たす覚悟があるか。周囲はその責任を認めているか。
そういった条件が満たされて、はじめて自分の仕事は現場の仕事になる。

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