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2006年2月 1日 (水)

イントラブログで情報共有してはいけない

昨日上司にやんわり注意された。いや本人はその気はなかったかもしれないが・・・。
そして改めて思った。イントラブログは「情報共有」という意図でやってはいけない。
・・・難しいぐらいにしておこうかな(←弱気)。

一言で言うと、
「受信者が能動的に接する手段で、発信者が情報を伝達するのはリスクが大きい」
ということにでもなるだろうか。

昨日の注意というのはこんな内容だ。

一昨日、とある事業所を訪問して意見交換を行い、その様子を社内有志向けのメルマガ(読み手の希望で配信しているし、読む読まないは本人の判断だから、ある種ブログと同じと考えて良いだろう)に書いた。
それに対して上司(も読んでいる)から「仕事」としてはきちんとレポートにまとめて保存しておいた方が良いとリターンがあったのだ。

確かにその通りだが、毎日のように書いているとこういうミスをよくやる。オフィシャルな報告はきちんとするべきものだから問題外なのだが、もう少し些細なレベルで自分が伝えたいことを書けば必要な相手に「伝わっている」と無意識のうちに考えてしまうのだ。

これは日報などのオフィシャルな情報をイントラブログで共有するリスクではないかと思う。
ブログには本来「伝えたい相手にメッセージを送る」性質はない。自分が書くのは自分のブログであり、一方でそこにアクセスするかどうかは相手の判断に委ねられている。
書き手は「自分の庭に」書くから、無意識には相手(受け手)のことを意識しない。一方でやはり無意識に「相手には伝わっているはず」という幻想を抱きやすい。

これはイントラブログのように限定された世界ではさらに顕著になるはずだ。

「必ず読むように義務づける」という方法もイントラブログならある。
しかし、それではメールやグループウェアの掲示板と同じだ。整理や公開のやり方を工夫すれば、ブログでなくても十分可能だし、それ以上にブログを「見なければならない」というのは、単にアクセスしなければいけない情報を増やすだけで、読み手にとっては負担にしかならない。

実はこの「必ず読むようにする」という対策が一番怖いのだ。
メールや掲示板は、まがりなりにも自分のフィールドではないから、相手のことを意識してメッセージを送るブレーキがある程度働いている。しかし、ブログという自分の場にはそのブレーキがない。一方で仮にブレーキがあれば、自分の庭とすることで投稿しやすくするというメリットがなくなる。

これは大きな矛盾だろう。
この矛盾を解決する、あるいは回避できるやり方や目的が、イントラブログには必要なのではないかと思う。

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