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2006年3月27日 (月)

言葉の進化

「言葉は真理や真実を認識する知的ツールであり、人と人とのコミュニケーションを可能にする唯一の社会的ツールです。」(東芝グループCSR報告書2005トップコミットメントより)

CSRではなく、KMの視点ではあるのだが、この「人と人とのコミュニケーションを可能にする唯一の社会的ツール」が言葉である、という捉え方はそうであって欲しいと思う反面、そうなのかと疑問が残るところである。
良くいわれる話だが、人と人とのコミュニケーションにおいて、言葉が占める割合は決して高くはない。

もっとも、これは感情的な理解において、という条件をつけることもできるだろう。この話の根拠として引き合いに出されるメラビアン博士の実験は、「言葉の内容と表情が矛盾するときに、人はどちらを受け入れるか」というもので、博士自身がこの実験の結果をコミュニケーション全体に拡大して考えるのは難しいと認めているそうだ。

そのように考えると「社会的ツール」という部分にそういった考え方が表れているのかもしれない。なんとなくの感覚ではあるが、単なるコミュニケーションツールであるというのと、社会的ツールであるというのは、少しニュアンスが違うような気もする。

言葉、というのは、恐らくまだまだ進化の余地があるのだろう。これまでは対面でのコミュニケーションにおけるツールとしての役割が大きかったから、それ以外の要素によって補完することができたが、ネットでのコミュニケーションとなると、純粋に言葉だけということになる。

そうなれば、言語自体の変革も避けられないのではないか。より言葉だけのコミュニケーションに適した言語というのが、どこかで必要になってくるような気がする。

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