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2006年3月24日 (金)

ダイバーシティとイントラブログ

CSRのテーマの一つにダイバーシティというものがある。一言で言ってしまえば「多様性」のことで、多くは労働におけるダイバーシティのことをさす。
さらにこれは性別、身体状況、人種・国籍、世代などの「属性」から見た場合と、雇用形態や働き方といった「価値観・生活スタイル」から見る場合に大別されるそうだ。

ビジネスリサーチNo.981で、ベネッセコーポレーションの桜木君枝氏がベネッセの「ファミリー・フレンド施策」について書いていたのだが、その中にダイバーシティについてそんな説明があった。
ビジネスの視点から見ても、社会の多様性に適応し、企業の競争力を高めるために、従業員自身の価値観が多様な形で組織内にあることが必要なのは想像に難くない。

そんなわけで、そういった視点でイントラブログを考えてみるのも面白いかもしれない。情報の共有、感情の共有にある「共有」と併存する形で、いわば価値観の「衝突」があることが、健全な組織、競争力のある組織ための基盤になるという考え方だ。

桜木氏の寄稿の中には企業不祥事の原因の一つとして、「単一的な価値観に基づく組織風土」というものが挙げられている。先日のKM学会の講演で「掲示板には組織の健康状態が表れる」という話があったが、これも似たような話かもしれない。

イントラブログは、ある種同質な企業の中で個人の価値観を顕在化させる効果を持つ。一昔前だとむしろそういったことが「組織に波風たてる」リスクとして認識されていたかもしれないが、今の社会環境ではむしろリスクマネジメントの一環という捉え方もできるかもしれない。

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