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2006年4月11日 (火)

ナレッジアクシデント

こちらのインタビューの時に聞いたのだが、ロータス社には「ナレッジアクシデント」という表現があるそうだ。新しい価値の創造を意味する表現だという。
語感はともかくとして「ナレッジマネジメント」として一般的に受け取られている概念と上手に対をなしている言葉だと思った。

ナレッジマネジメントを社内で推進していく中で、この「マネジメント」の語感がある種の固定観念を与えた感は否めない。一言で言ってしまえば知識の「管理」「交通整理」と受け取られてしまうのだ。既存の知識、埋もれた知識を整理し、見やすくして提示する・・・といった感じだろうか。
導入時の提案をそちらベースで行ったこともあるが、その後の方向転換を理解してもらうのにずいぶんと時間がかかった。(多分、社内にはいまだにそう思っている人もいると思う。)

しかし、整理は確かに重要かもしれないが、整理だけでは価値を生み出せない。むしろ、整理のための整理になってしまう可能性がある。そもそも、現実の情報、特に価値に結びつくようないわゆる「ナレッジ」は意外と整理できない範疇にあることも多い。
これは整理をした段階で、そのナレッジに一種のインデックスが貼られてしまい、利用の方向性が固定されてしまうことがあるからだが、本来はそういった「縛り」がない方が都合がよい。

そこで、この「ナレッジアクシデント」的な発想が必要になってくる。考えてみれば、最初からこのようなコンセプトをキーワードとして打ち出していれば受け取り方も、あるいは推進側の発想も違っていたかもしれない。

ナレッジアクシデント、なんだかいい響きだ・・・。

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