« ベストプラクティスの登録 | トップページ | ボトムアップとトップダウン »

2006年5月 1日 (月)

製造部門と営業部門

製造部門と営業部門、ナレッジマネジメントをやろう!(これ自体かなりあいまいな目的だが)ということを考えた場合に、アプローチの違いはあるだろうか。

単純に「知識の共有」という目的を掲げて考えてみよう。
もちろん、先日のエントリの通り、「知識を整理する」「知識を生み出す」ではかなり性格が異なってくるのだが、それはさしおいても製造と営業とでは運用体制に大きな違いがあるのではないかと思う。
(ただし、企業毎に事情が異なる可能性もある。)

大体において製造部門というのは、営業部門に比べて、役割の細分化が進んでいないだろうか。逆にいうと、営業の仕事は個人に頼る部分が大きく、製造部門はより組織化がされているということだ。これは、仕事の性格による部分も大きい。

製造現場では、「製造の計画を立てる人」「(材料の用意など)製造の準備をする人」「実際の製造をする人」「その管理をする人」「出来たものの品質をチェックする人」「設備の調整をする人」などなど、様々な役割がおおむね細分化されている。一人で何役も兼ねる場合はもちろんあるだろうが「役割」として整理はされている。

一方、営業現場では、意外とそういった整理がされておらず、営業マン個人に集中している気がする。何役も兼ねるというものではなく、そもそも役割自体が細分化して整理されいないような気がするのだ。
(単なる偏見かもしれないが、少なくと第三者的にはそのように見える。)

さて、どんな目的であれ、KMの推進には「知識の登録」という作業が発生する。

役割が細分化されている製造現場では、その作業の目的に沿って、どの担当者が担うのが良いか検討され、場合によっては新たな役割が組織として追加される。
ところが、営業現場の場合、多くは営業マン自身にそのままその役割がおりていくことが多い。

この構図をなんとか出来ないだろうか。エンジニアリング的なアプローチにはなるが、営業部門の場合、KM以前の問題として、仕事上の役割の細分化と整理をまず進める必要があるような気がする。

|

« ベストプラクティスの登録 | トップページ | ボトムアップとトップダウン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/22760/9840584

この記事へのトラックバック一覧です: 製造部門と営業部門:

« ベストプラクティスの登録 | トップページ | ボトムアップとトップダウン »