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2006年6月29日 (木)

ブログやSNSはコミュニティツールになるのか

iUGの公式SNSの(興味のある方はこちら)コミュニティで、「新しいSNSに入ると友達を作るのが面倒くさい」という投げかけがあった。
そちらでもコメントしているのだが、さらに考えたことを書いてみる。

それは、SNSやブログはコミュニティツールになるのか、という疑問だ。SNSに限定して考えてもよい。
そもそもSNSはコミュニティを提供するサービスなので、ある意味捉え方から間違っているのかも知れないが、突然そんな疑問が頭をもたげた。

厳密にいえば、SNSは「ネットワーキング」のためのツールであって、「コミュニティ」のためのツールではない。
どういうことかといえば、SNSの「友達」はあくまで個人という点を線でつないだもの(ネットワーク)であって、複数の個人が面的につながるもの(コミュニティ)とは異なるような気がするのだ。

むろん、SNSが提供しているテーマ単位の個々のコミュニティに関しては、面的なつながりはあるだろう。逆に言えば、そこまで展開しておらず、日記と友達という機能だけでは、どうしても面的な広がりが弱いのではないか。

これはブログも同様だ。トラックバックは点と点を縦横無尽につなぐが、掲示板のような面的な広がりというか、厚みはない。

気になるのは、SNSの日記やブログといった「自分の庭」は、掲示板のようなダイアローグではなく、モノローグを生みやすいということだ。それゆえに敷居が下がって参加の裾野が広がったのだが、モノローグはどこまでいってもモノローグでしかない。1対1のダイアローグであれば、トラックバックやリンクによってもある程度機能するが、それ以上である多対多のやりとり(なんていえばいいんだ?)との間には大きな隔たりがある。

ブログはともかくとして、SNSをコミュニティツールとして使おうと思ったら、文字通りコミュニティの活用が大きな課題になるのではないだろうか。

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コメント

ちょうど同じことを感じていました。独り言なのか、コミュニケーションなのか、よくわからないなぁというのが、実感です。

投稿: yoshida | 2006年6月30日 (金) 11時07分

yoshidaさん コメントありがとうございます。返答が遅くなってすみません。

結局は内容の問題だとは思うんですけどね。ただ、コミュニケーションの場合は相手が必要なので、その相手をどのように定義するかが問題になるかもしれません。

投稿: ProjectK | 2006年7月14日 (金) 08時49分

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