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2006年7月 7日 (金)

マルチポストはいけないことか?

たまたまmixiのコミュで見かけた意味不明のアンケート(簡単に言うと、「質問の内容は私の日記を見てね」という感じの設問)があり、たどってみたらなんとその人は21もの同系コミュニティ(ちなみにクラシック)に同じ質問を投げるというマルチポストをやっていたとのことだった。

日記に対してマルチポストを批判するコメントが寄せられているのを読みながら、さて、マルチポストってマルチポストというだけで「いけないこと」と言えるのだろうか、という疑問が頭をもたげてきた。
(ただし断っておくと、個人的にはその方のコメント内容そのものは気にいらない。つまり、読者の実質的な不快感はマルチポストそのものよりもその主張にある、ということも想像できる。)

調べてみると、マルチポストには次のような問題点があるようだ。

  • あちこちで同じ書き込みを見せられるとうんざりさせられる
  • ある場所で解決していた場合に、回答が無駄になってしまう
  • この場だけでは解決しないのではないか、という不信感を感じられる

ようは読み手の気持ちになった時にあまり気持ちよくないよね、ということなのだが・・・。
ナレッジマネジメント的な見方をすると、こんな反論も考えられる。

  • ある場所でしかその書き込みを見ないユーザーもいる
  • 全く別の解決方法が提示される可能性がある
  • 場の性格毎に、様々な回答を得たいという気持ちがあるかもしれない

これだけ「場」が多様化してくると、ユーザーは重なっていない可能性も高い。そして、複数の場に参加しているヘビーユーザーよりも、そこにしか参加していないライトユーザーにこそ「その一連のやりとり」を見て欲しいというケースが、特に知識共有のような命題の場合はあるのだ。

マルチポストに「気付く」ようなヘビーユーザーは、そういったライトユーザーの事情も考慮して、多少大目に見ても良いのではないか。
場毎に雰囲気や参加ユーザーは微妙に異なるのだから、それぞれの回答や回答者の違いを楽しむぐらいの余裕を持っても良いのではないだろうか。

ナローバンドで、料金を気にしながらアクセスしていた時代であれば、マルチポストは確かに「いやなもの」だったかもしれない。しかし、そういった面の環境は劇的に変化している。個人的には、それほど目くじらを立てる必要はなくなっているのではないか、という気がしなくもない。

・・・・もちろん、書き込みの内容自体が不愉快な場合はまた別だろう。結局問題は「書き込み内容」の問題であって、マルチポストではないような気がするのだ。

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