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2006年9月 5日 (火)

ピラミッド型組織についての考察

前の仕事の縁で、某ナレッジマネジメント関連企業(ぶっちゃけていうとリアルコムだが)の発行する冊子を今でも読む機会があるのだが、その中にピラミッド型の組織の話があった。
あらかじめ断っておくと、この冊子に書かれていることにはまったく同感ではあるのだが、この「ピラミッド型組織」の捉え方については、昔全く別のことを考えたことがあるので、改めて考えてみることにする。

以前NHKスペシャルで「変革の世紀」というシリーズがあり、そこで20世紀のピラミッド型組織と21世紀のネットワーク型組織について取り上げられたことがある。冊子の中でも取り上げられているアメリカ陸軍の話も紹介されていた。

ちょっとだけ紹介すると、アメリカ陸軍の話というのはこういう話だ。
「ブラックホークダウン」という映画で取り上げられたソマリアでの対ゲリラ市街戦で、アメリカ陸軍が甚大な被害を出したのは、ピラミッド型の組織による情報伝達の弊害が原因とされている。その反省から、アメリカ陸軍ではランドウォーリアーと呼ばれる情報武装化された兵士による新しい軍隊への組織変革に着手する。

両者を比較するとこういうことになる。

ピラミッド型組織では・・・
・情報は一旦司令部に集中し、そこから再び現場に指令として伝達される
・末端の兵士には、横の情報伝達は認められず、独自の判断で動く権限はない

ネットワーク型組織では・・・
・情報はすべての兵士の間で共有され、司令部がそのバックアップをする
・末端の兵士同士の連携が推奨され、独自の判断も認められている

このように比較して一見すると、ピラミッド型組織には問題ばかりありそうだが、実は当時疑問を抱いた。
それは同じく「変革の世紀」の中で取り上げられた一コマからだ。

それは「ピラミッド型の中央集権型組織は、モルトケという人物が創出した組織形態」だという話だ。

(つづく)

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