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2006年12月28日 (木)

ブログやSNSを第二のタバコ部屋にして良いのか?

自分自身の昨日のエントリの異を唱えるようで恐縮なのだが、ブログやSNSがタバコ部屋に近い機能を持つことは承知しつつ、本当にその方向で進めてよいのかという疑問が実はある。

ただこれはタバコ部屋の持つ「リラックスした場での他愛のない雑談からアイデアを拾い上げる」という性格を否定する話ではない。気になるのは、タバコ部屋にはもう一つの性格として「仲間意識と排他性」が潜んでいるのではないかという点だ。

なぜタバコ部屋ではリラックスして自由な雑談ができるのか。

それは単に空間の力だけではなく、その場に居る人たちの関係が大きく関わってくる。タバコを吸わない人間が突然タバコ部屋に行って、同じように雑談ができるか?タバコは吸うけれども、普段会話したことのない相手が先に居た場合、どれだけ雑談ができるか?

そこにはお互いの人間関係が大きく関わっている。

以前、弱い絆に必要なものや、弱い絆を維持することはできるのかに書いたように、互いの関係が強い絆になったから意見を交換しあうというのでは、リアルなコミュニケーションと変わらない。ネットにはネットのコミュニケーションリテラシーがあって、両者が上手に組み合わさってこそ次のステージに進めると思うのだが、そこで同じような「人間関係」を前提としていたら、先には進めないのではないだろうか。

ついついこういうことを考えてしまうのは、このブログの前身である「ごろうのつぶやき」が、元々社内へのメール配信を前提としていたものから、徐々にその関係が「うっとうしくなってしまい」ブログへシフトし、さらにそれも断ち切るためにブログ自体新しくしたという、自分自身の経験に基づくのかもしれない。

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