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2007年1月25日 (木)

コミュニケーションの促進をどう測定するか

先日のiUGの研究会に参加した方のブログ(チミンモラスイ?)で、このようなことが書いてあった。

#社内情報共有とかアイデア創発のようなものは、なかなかうまくいかないケースが多いのだと思うのですが、もしかしたらまず目指すのはコミュニケーション促進というところにフォーカスするのも一手なのかもとか妄想してました。

確かにこういったアプローチはある。実際、自分の会社でのナレッジマネジメントのアプローチはそういった点を目的に据えていた。

・・・据えていたのだが、実はこれも意外と難しい。社内情報共有やアイデア創発以上に、その効果が見えにくく、測定できないのがコミュニケーションだろう。

やっかいなのは、情報共有やアイデア創発はある程度ボリューム(投稿数)を指標にできるが、コミュニケーションの場合、ボリューム=活発とは言い切れないことだ。これは各人が処理しきれる(満足できる)ボリュームにばらつきがあるために、必ずしも投稿が多い=コミュニケーションが活発とは評価されない側面があるからである。

またSNSやブログ、あるいは掲示板といったオンラインのツールは、人と人とのコミュニケーション全般を置き換えてしまうものではない。オンラインが活発になった分、オフラインが消沈しては、コミュニケーションの促進としては意味がない。

極端な話、参加者毎の満足度評価が重要になってくるのではないかと思うのだが、いずれにせよこの場合に重要なのは総体ではなくではなく個別に捉えていくことではないかと思う。

満足度評価のような一人一人のコミュニケーションの状況でも良いのだが、コミュニケーションにおけるステップ毎の評価でも良いだろう。例えば、それまで面識のない人との対話回数、仕事上無関係な人との対話回数といったものは指標になるかもしれない。

これを掲示板などでやろうとすると、かなり詳細なアクセス解析(そもそも個別の人間関係を知っていなければならない)が必要になる。ただ、SNSであればそういった面は掴みやすい。仕事上つながりのない「友達」の数や、やりとりの回数、相互のアクセス数などだ。
(仕事上つながりのある人とのコミュニケーションにおいて、SNS上でこういったコンタクトが増えることがプラスかどうかには議論の余地があるが、そうではないチャネルについては基本的にコミュニケーション促進という目的に対してはプラスに捉えて良いはずだ。)

もっとも、結局こういった話は、ある程度参加者のITリテラシーが高いという前提に基づいてはいる。コミュニケーションをオフラインベースで考える場合、ブログやSNSを活かしていくような方法にはどのようなものがあるだろうか。

これはちょっと思いつかない。自社でどうにもブレークスルーしないのは、多分この壁を乗り越える方法がないからだろう。

・・・今度「失敗事例」として紹介してみたりして(笑)

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