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2007年2月16日 (金)

そのサービスの対価は・・・

先週の土曜日(10日)だったと思うのだが、WBSで郵政公社と宅急便会社の比較が行われていた。お届け時間や料金などを比較しながら、消費者のコメントなどが紹介されていたのだが・・・。

ふと思った。それは本当に「サービス」なのだろうか。「早く届くこと」「安いこと」はサービスが良いということなのだろうか。

むろん利便性は向上していることになるし、安い方が得した気分になる。利用する側の視点からだけで見れば、「サービス」と呼んでも良いかもしれない。

しかし、その裏には何らかの無理がある、という発想がもう少しあっても良いのではないか。

翌日届くと言うことは、夜間運ばれているということになる。つまり「誰かが」運んでいるということだ。その「誰か」に対して、自分が払った対価が適切である、自分が払ってもらう立場だったら納得できる対価である、と胸を張って言えるだろうか。

もし言えないとしたら、それは「サービスを受けている」のではなく「サービスの提供者を搾取している」と言えないだろうか。

自分たちはサービスの享受に対して、あまりに無頓着なのではないか・・・無邪気に比較して「こちらの方が便利ですよね」とあっさりという消費者に対して、そんな感想を抱いてしまった。

「ザ・コーポレーション」という映画がある。まだ見ていないが、先日DVDを購入したものだ。宣伝などによれば、この映画は企業を一人の人格としてみた場合、完全なサイコパスと診断される、というメッセージを持った映画らしい。

確かに、企業はサイコパスかもしれない。でも、そのサイコパスを作ったのは、企業自身ではなく、消費者ではなかったのか。我々消費者が、サービスの背後に あるコストの評価から目を背け、目に見える部分だけを追いかけてしまっていることが、その背後で搾取する企業という人格を作ってしまったのではない か・・・そんな気がしてしまった番組だった。

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