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2007年4月24日 (火)

CSRレポートと履歴書

昨日のエントリーを書いていて思ったのだが、企業のCSRレポートなどを履歴書に喩えるのは、意外と分かりやすいかもしれない。
ただし、当然考えなければいけない問題もある。それはネガティブ情報をどう記載するかだ。

読んだことはないのだが、おそらく、履歴書の書き方マニュアルの中に「ネガティブ情報の記載」などという項目は皆無だろう。基本的には履歴書は自己アピールのための書類だから、自分から不利な情報を開示する必要はない、というのが一般的な考え方だ。

しかし、企業のCSRレポートではネガティブ情報の開示が求められる。普通の履歴書のような書き方をすれば、まず間違いなく「良いことばかり書いてあって、信頼できない」と評価されてしまうのがオチだ。なぜ個人の履歴書ではそういったことがないのに、企業の履歴書とも言えるCSRレポートではそういった視点で見られてしまうのか。

一つ考えられるのは、評価側の持っている情報というか、経験の問題がある。昨日のエントリーでも書いたが、企業の人事担当者は履歴書はあくまで一つの参考情報として評価を下す。良いことばかり書いてあっても、それ以外の面は担当者の眼で見つけ出すのだ。
一方企業に関しては、評価側にはそこまでの覚悟と経験がない。さらにCSRレポートが唯一の参考情報なんてケースもあるだろう。

だから一概に同列に比較は出来ない・・・と言うのは簡単なのだが、やはり釈然としない。

最近は、CSR関連の部門を希望する学生もいるようだ。何をCSRと捉えるかはあいまいではあるが、一つ思ったのは、そういった学生には自分自身の「SRレポート」の提出を求めてみるのはどうだろうか。

そう考えると、まがりなりにもCSRを担う(少なくともCSRレポートの発行を担う)自分も、そういった視点で自分自身のSRレポートを書いてみる、という経験が必要なのかもしれない。
今は(企業の方のレポート作成で)ちょっとそれどころではないのだが、そういったことを考えてみても良いかもしれない。

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