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2007年6月 8日 (金)

ネガティブだけど明るいキラーコンテンツが社内で生まれない理由

昨日ボスと雑談になったのは、当社の電子掲示板では、例えば「自社のここがヘン」みたいな話題が盛り上がらないだろうという話題だった。CSRというよりは、KMの話題だ。

最近情報交換をさせていただいた某大手企業が社内に導入したSNSにはそういったコミュニティがあり、キラーコンテンツとして盛り上がっているという話を聞いている。ただ、ボスも自分も、そういったコンテンツが自社で盛り上がるとは思えないという考えで一致している。

これは荒れるといったリスクの問題ではない。荒れるのも一種の盛り上がりと捉えた上で、そういった投稿がほとんどなされないだろうという予測だ。

その時に出てきた考えられる原因は二つある。

自分が考えたのは、社内における互いの距離感の問題だ。実はお互いの距離感が半端に近いと、すくんでしまって言えないという状況に陥ることがある。ほとんど知らない相手やよく知った間柄であれば、ネガティブな話題は笑いのネタにできるが、ギリギリの距離感にあると逆に話題にしにくいというものだ。
最近?言われる「mixi疲れ」などは、そういった距離感も関係しているはずだ。

つまり社内の距離感がそうなっているということで、これは例えばもっと大きな企業でお互いの距離感が遠くなっている(がゆえに冒頭のような話題が盛り上がる)状況に比べて決して悪い状況という訳ではない。すくなくとも、そういった大きな企業がめざしているような「お互いの距離を縮める」ということはある程度実現できていると言うことで、そのためのコンテンツは不要ということだからだ。

これは比較的ポジティブな捉え方なのだが、もう一つボスが指摘していたのは、いわゆる終身雇用の中でお互いの印象が悪くなるようなことをことさらに言わないカルチャーがあるというものだ。確かに、人材の流動性のある環境と違い、その後ずっと付き合っていく、ということを前提とした場合、お互いの関係を悪くするようなことは言いにくいだろう。

もちろんさらに一歩踏み込んでしまえば言い合えるのだが、それは「会社」という枠組みだけで築けるような絆ではなく、個人対個人の関係の中で育むものであって、会社の用意した電子掲示板やブログ/SNSといった仕組みの中でマネジメントできるようなものではない。

そう考えると、例えば「感情の共有」というキーワード一つとっても、組織ごとにさまざまな捉え方があるということだろう。今のところ、自社にそういったものをさらに促すような仕組みが必要かと言えば、やはりちょっと違うのかもしれない。

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