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2007年9月28日 (金)

日本人の伝統

相撲部屋のしごきで若い力士が死亡した。「かわいがり」というのだそうだ。

これが朝青龍が馴染んでいないと非難された日本人の「伝統」の姿かと思うと暗澹たる気分になる。これは単に特別な一部の人間が起こした殺人ではない。「かわいがり」という言葉があったことが示すとおり、閉じられたコミュニティの中で常に起こりえた「伝統」なのだ。

日本で最大の読者数を誇るという某新聞のスポーツ欄では、こうしたことを一概に否定すれば伝統が壊れるなんてとんでもないことを書いていたのだが、逆にいえばそれが日本人の本性ということなのかもしれない。

いやいや、あれが日本人の伝統なんてことはない、という人がいるかもしれない。実は自分もそう思わなくもない。

でもそれが一番問題なのではないか、という気がしてきた。日本人の伝統って何なのさ、という答えがないことに気付いたからだ。

「日本人の伝統」における最大の問題は、一人ひとりが勝手に自分の価値観を「民族の伝統」と思っていることにある、ということはないだろうか。だから、たまたま自分の影響力が大きかったりすると、「日本人の伝統」と称して、周囲に自分の価値観を押しつけ、そのコミュニティの「伝統」を作ってしまうのではないか。

本当は自分の価値観にすぎないのに、「伝統」という名の社会的な価値観にすり替えて責任逃れをする。「かわいがり」で力士を死なせた価値観は、単に親方や兄弟子達の価値観にすぎないのに、それを「角界の伝統」にすり替えて論じるところに問題があるということはないだろうか。角界の伝統なら、それはみんなの責任で、つまり誰の責任でもなくなるからだ。

・・・話がまとまらなくなってしまった。日本人の伝統って何なのだろうか。

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2007年9月27日 (木)

ベルリオーズ:幻想交響曲の指示と注意点

直前ですが、これまで練習であった指示と気付いた注意点を挙げておきます。

ベルリオーズ:幻想交響曲
全曲を通じて、ビブラートを控えめにします。全体の響きにとけ込むような音程の気配りをしてください。シンプルな和音ではなく、複雑な和音の場合、1音に気持ちを込めてビブラートをかけるのではなく、アンサンブル全体としての響きを作ることが大切なのだそうです。余裕があれば、ということにはなりますが、長い音などであれば十分注意できると思います。

第1楽章
・3小節目は、CDなどで聞き慣れているとつい遅くなってしまいますが、in Tempoで演奏します。1stVnの動きに気を配ってください。2ndVn以下の弦楽器は、nonビブラートで、ハーモニーで響きを出します。
・5小節の1拍目、3拍目は軽いアクセントで、3拍目からのCもdim.します。続く6小節のBはアクセント無しのppです。
・7小節のピチカートは、あまり情感は込めない冷たい音にします。その後チェロは休みですが、8~9小節にかけて若干アップテンポになっています。
・9小節の<は大きめの<で、10小節の頭のD音にはアクセントをつけてかなり強めに出してください。オケ全体でタイミングを合わせるようにします。六連符は後半遅くならないように注意してください。
・15小節は、2回目(3拍目裏)のA♭はエコーです。16小節は大きくクレッシェンドして、4拍目のmfはf、17小節のfはffぐらいの気持ちが必要です。16小節の4拍目のアップボウと17小節は、ビオラ以下で気持ちをあわせて弾きます。
・17小節の>は3拍目までにppにしま。また、18小節の入りはきちんと数えてあわせて、音を切るタイミングもしっかり数えてください。
・23小節は気持ちゆっくりになります。バイオリンを追い越さないように注意してください。4拍目は3つに分けて振るので、かなりテンポはダウンします。24小節の入りは注意が必要です。
・24小節からの六連符の上昇音形は、ppではなくmfぐらいで、はっきり落ち着いて弾いてください。録音では詰まって聞こえます。
・27小節の後半は(休みですが)テンポがゆるみます。
・28小節の<は大きくやってください。29小節の3~4拍目は、管楽器が三連符なので、惑わされないようにきちっと十六分音符を刻む必要があります。また、弓を返していますが、実際にはスラーでつながっているので、あまりあからさまに音が切れないようにしてください。
・30小節の<はかなり大きく盛り上げますので、弓の量に注意が必要です。31小節からはトレモロになります。
・35小節の六連符も後半遅くならないようにしてください。36小節からは若干テンポアップしたいようです。(オケはちょっとついていけていません。)
・37小節の><>も、かなり大きめにやります。頭のD♭はfpのつもりで弾いてください。
・41小節からは遅くならないように注意してください。(どちらかといえば他のパートの問題ですが、その後のシンコペーションで流されないように、指揮者の動きを注意してください。遅れた場合シンコペーションのところでリカバリーしていく必要があります。)
・70-71小節の八分音符ですが、かなり速いです。音量を控えなければいけないので難しいですが、遅れないように注意してください。
・112小節のpoco rit.は行わず、in Tempoで演奏します。実際には若干遅くなってしまっているようです。1stバイオリンの三連符と他の弦楽器のシンコペーションがあわなくなってしまうためですが、乗り遅れないようにしてください。
・115-118小節、129-132小節は、アップのスラーで若干遅れてしまっているようです。注意してください。
・150小節はかなり大きめに弾きます。チェロだけで他のパートの音を支えなければいけないためです。154小節も同様です。
・繰り返しはありません。(念のため)
・166小節目からのイデー・フィクスは、他のパートも同様ですが、<の頂点になる音(2小節目の1拍目裏と最後の音)にアクセントをつけるつもりでかなりオーバーに演奏します。アクセントは書いてしまって構いません。3小節目にsfもあるので、3回山があることになります。
・179小節からの音形ですが、1小節ごとにmf<fを繰り返します。感覚としては、2拍目裏にアクセントをつけるような感じで弾くと良いです。
・187小節からは弓を使いすぎないように、でも「一生懸命」弾きます。
・197小節は、fを維持します。198小節の1拍目がmf、1拍目裏以降がpになります。スタッカートはsul ponticelloぎみで演奏します。
・229小節からのG.P.の後、チェロが入る6小節前からホルン、1小節前から1stVnがスタートします。
・238小節からのmfは大きめに弾きます。他のパートはpです。
・268小節のa tempoは、1小節ずらして269小節で行います。フランス式だそうです。なお、一応楽譜上は269小節までがmfになっています。
・275小節からのチェロはエスプレッシーボです。ただ、どう弾くかはよく分かりません。すみません。
・278小節の弓の返しは、表が1拍目、裏が2拍目で返してください。
・282小節から新しい動きになります。はっきり弾いてください。
・285小節からの三連符の音は短くはっきり弾きます。accel.がかかっているようなので、テンポに注意してください。
・297-300小節はアジタート気味に、弓を短く弾むように弾きます。遅れないように注意してください。
・349小節は1拍目に<を書き加えてください。2拍目のC-E♭にはアクセントを加えてください。
・351小節は<>を書き加えてください。頂点は音形に合わせてください。
・356小節は、指揮をよく見てください。スラーなので、タイミングをきちんと合わせないと音の変わり目がぼやけてしまいます。
・371小節付近からゆるやかにaccel.があります。377小節付近でrit.がかかります。ここからのテンポはかなりゆれるので注意が必要です。大体は音量が上がっていくパターンで速くなり、下がっていくパターンで遅くなります。381小節付近からaccel.で、385小節付近でrit.、389小節付近からaccel.で、394小節付近でrit.という具合です。(付近、といっているのは掛け合いになっていて区切りが明確ではないためです。)
・最終的には397小節から、406小節に向かってaccel.をしていって、410小節に突入します。
・最後の音は長くするので、弓はゆっくりと使います。
(ああ、なんて1楽章は長いんだ・・・。先日の通しですが、1楽章で気合いを入れすぎて、後半失速してしまった方もいるのではないでしょうか。ペース配分に注意が必要ですね。)

第2楽章
・3小節からのパターンは、特にsfを意識してください。
・14小節の八分音符は、短すぎないように注意してください。(前の三十二分音符をひきずってしまうようです。)
・21、23小節の付点四分音符は、音が減衰しないように、はっきり<のつもりで弾いてください。(大きなcresc.の中です。)
・54-55小節に<、56小節に>を書き加えてください。同じく61小節に<、62小節に>を書き加えてください。
・110小節からの音形は、十六分音符が詰まらないよう気をつけてください。
・123小節からですが、リズムに注意すると同時に、スタッカートなので短く、堅めに弾いてください。
・173小節は、3拍目に木管があります。それから174小節にはいるので、指揮もしくはコンマスをよく見てください。
・180小節の表の旋律のグリッサンドはなるべく後ろに詰めて行います。188小節も同様です。
・201小節の3拍目ははっきり自信を持って入ってください。
・208小節からのpizzは、あまり音を堅くせずに楽にはじきます。急がないようにしてください。
・244小節に入る前にはrit.があります。入るタイミングは呼吸をあわせてください。
・265小節からは、ppでもきちんとアクセントを入れてください。弓の速度でコントロールします。
・327小節からはきちんと数えてください。3拍目で音が変わるパターンと、2拍目で音が変わるパターンをきちんと弾き分けるようにしてください。
・334小節のF音は音程に注意してください。
・340小節からの音形は、弓を返す2拍目の裏の音にアクセントを入れてください。348小節からのパターンも同様です。
(2楽章終了後に軽いチューニングがあるはずです。舞台袖のオーボエ用のチューニングです。)

第3楽章
・24小節からのpizzは、ビブラート無しです。
・53小節のarco.の八分音符は堅めに弾いてください。
・60小節からは小編成のアンサンブルのような気持ちで響きをあわせてください。他のパートをよく聞きながら、バランスをとっていくということです。また、61小節のF音の音程に注意してください。
・78小節の休符の前の旋律は<をしてください。C♯の八分音符は長めに弾きます。
・84小節のA♭の音程に注意してください。
・87小節からpiu mossoでテンポがあがります。
・88小節のsfは強く弾いてください。
・96小節はそれまでのパターンと違って音量はfを維持してください。
・111小節はmorendoなので、音が消えるまで小さくします。ただし112小節のD♭はアクセントをつけて大きめにはっきり入ります。ビブラートはせず、歌わずに音程だけを合わせてください。
・116小節の後半はテンポがゆるみます。
・125小節の表のC音は音程に注意してください。その後3小節はpoco cresc.です。
・132小節の4拍目のG音はpではなくmfで入ってください。
・131小節からテンポアップします。野原でスキップという感じでしょうか。
・149-150小節のボーイングを変更しました。アップ-ダウン-アップだったのを、アップ-アップ-ダウンにしています。
・153小節の4拍目から<、154小節は>です。
・161小節は大きめにはっきりと弾いてください。
・169-170小節はやさしい音で弾きます。170小節は若干テンポがゆるんでいると思います。(弾く前の呼吸が深くなるような感じです。)
・171小節のpizzははっきりと入ります。少し大きめで構いません。
・174小節の後半はrit.があります。指揮者をよく注目してください。
・最後2小節は、音の長さに注意してください。八分音符、十六分音符、八分音符です。

第4楽章
・冒頭のpizzは堅めにはっきりと弾きます。音程はティンパニにあわせてください。6小節目のE♭はしっかり弾きます。
・17小節からの旋律ですが、音は短めにはっきり弾いてください。特に八分音符は弾むような弾き方を意識すると良いと思います。
・49小節からのpizzですが、コンマスを見ると同時に、ファゴットの吹いている八分音符をよく聞いてください。
・61小節の最初の四分音符はpizzです。十六分音符からarcoになります。
・88小節のpizzは<してください。
・93小節の2拍目の裏から94小節にかけても<してください。
・135小節の後半から140小節に向かってaccel.があります。よく指揮者に注目してください。
・152-153小節は<してください。
・169小節は、ffのG-G音を短く弾いた後、pizzで>します。かの有名な断頭台から転がり落ちる首の音です。
(第5楽章にはほとんど休まず入るようなので、すぐに楽譜はめくってください。)

第5楽章
・最初の2小節の、アクセントのついた四分音符はティンパニの音程にあわせてください。
・5小節は、4拍目に<があります。16小節の方はありません。両者は弾きわけてください。
・25小節の十六分音符はしっかりはっきり弾きます。イメージほどは速くありません。
・52小節からの形ですが、木管楽器の拍にあわせることを意識します。また十六分音符が詰まらないようにしてください。これもイメージほどは速くありません。
・81小節のスタッカートのついた四分音符は、金管にあわせて動きます。
・86小節からはビブラートは無しです。音程に注意してください。
・120小節のアウフタクトのA♭は大きめで構わないのではっきり入ります。
・163小節からのpizzは強く弾きます。187小節からのarcoも同様です。裏拍を強拍にする、という気持ちを持ってください。
・226小節のアウフタクトからはビオラと一緒です。次の230小節のアウフタクトからは2ndVnと一緒です。アウフタクトの三連符をはっきり弾いてください。また、あまり急がないようにしてください。
・241小節からは若干テンポが落ち着きます。先日の通しでは失礼しました。
・246小節の後半は、前の2小節同様<してください。
・譜めくりがあるのでつらいのですが、250小節はしっかり入ってください。
・251小節の頭のAの音にはアクセントをつけてください。また、小節の後半で<してください。
・269-270小節は<してください。
・272小節の後半は<してください。
・296小節の後半は<してください。
・303小節の後半から304小節は<してください。(305小節まで。)
・331小節からのpizzはリズムをはっきり弾いてください。
・332小節は<、333-334小節は>してください。
・同様に335-336小節は<、337-338小節は>してください。(その次のパターンでは<>はありません。)
・348-355小節のアクセントはfpのつもりで弾いてください。
・364小節からは、sul ponticelloで、レガートで弾きます。またテンポもゆっくりになります。380小節ぐらいから普通の音に変わり始め、385小節で完全に普通の音になります。その後、386小節からaccel.をかけたいようですが、オケが若干ついていっていない感じです。よく指揮者に注目してください。
・448小節からの裏のpizzは、ppではなくmpぐらいでリズムをはっきり弾きます。453、456、458小節は<してください。
・480小節からは、すべてのパートがチューバに合わせます。
・496小節からpiu mossoでテンポがあがります。音を出すタイミングは、1stVnと一緒なので、コンマスの動きにあわせてください。
・522-523小節は<してください。

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ラロ:スペイン交響曲の指示と注意点

直前ですが、これまで練習であった指示と気付いた注意点を挙げておきます。

ラロ:スペイン交響曲
全曲を通じて、音量を気持ち一段ずつ下げてください。一般的な場合よりも大きな編成で弾いていますのでソロを消さないように全体のボリュームを下げます。ただし、小さくしても音の鋭さは失わないように注意してください。

第1楽章
・(全体を通じて)主題のボーイングを改めて確認しておいてください。基本的にはダウン-ダウン-ダウンですが、何カ所かダウン-アップ-ダウンにしているところがあります。(84、85、120、121、125、247、249、251小節)
・冒頭は推進力を失わないようにという指示がありました。弓を短く、速く使って弾いてください。
・42小節はソロの第一主題です。消さないように注意し、二分音符と四分音符のタイで音がふくらまないように注意してください。45小節、再現部の177、180小節も同様です。
・50小節は若干テンポがゆるみます。特に51小節目の入りに注意してください。再現部の185-186小節も同様です。
・58-59小節でも若干テンポがゆるみます。休符ですが注意してください。再現部の193-194小節も同様です。
・63小節からは、piu mossoで、若干速くなります。再現部の198小節も同様です。
・80小節からも、piu mossoで、テンポが上がります。オーケストラのtuttiになります。
・92小節からのソロの第2主題への合いの手は、fですが控えめにやわらかい音で弾いてください。
・125小節目からですが、走りやすいようなので落ち着いてください。
・133小節から若干テンポが重めになります。八分音符のpizzでリズムが決まってしまうので、注意してください。136小節ぐらいからaccelがかかり、元のテンポに戻していきます。
・143-144小節の四分音符は短めの音で弾いてください。(コンマスの弓の動きを参考にしてください。)
・146小節の最初のD音に♭をつけて、D♭にしてください。pizzは急がないようにしてください。
・166小節のsenza rallentareは、スコア上は164小節にあります。いずれにせよ、遅くならないようにしてください。167小節からはむしろテンポが上がります。
・261小節はテンポが若干重くなり、262小節の入りにちょっとだけソロを待つ間があります。前回休んだ方は特に注意してください。
・266小節からのシンコペーションは、はっきりと堅めの音で弾いてください。(でもppp)

第2楽章
・9小節のG音は、その前からの続き(終わりの音)ではなく、むしろ次の旋律の始めの音です。勢いで飛び込まないようにしてください。102小節のG音も同様です。
・17小節は、ffからスピートppです。同じパターンが何回かあります。
・21小節からのパターンですが、D-A、G-Dのpizzは、フレーズの頭になります。特にファゴットの動きと音を意識してください。
・56小節は3拍目で若干テンポがゆるみます。57小節から新しい動きがあるためです。
・67小節のG♭ははっきりと弾いてください。続く6小節は若干リズムが揺れているようです。恥ずかしながら私はまだ掴み切れていないのですが、ソロの動きに注意してください。
・85小節のD音は、短く弾いてください。
・94-97小節には、クレッシェンドはありません。最後のD音だけがfですので注意してください。98-101のパターンも同様です。前回コンマスが睨んでました。
・104小節からのパターンは、さんざん練習したので大丈夫だと思いますが、結構揺れるので気を抜かないようにしてください。
・163小節は入る前に若干テンポがゆるむようです。入るタイミングに注意してください。
・169小節のa tempo mossoですが、テンポもさることながら、音量が上がりやすいので注意してください。
・215小節は3つ振りでrit.がかかります。216小節の2拍目も含めて、テンポには注意してください。前回はちょっと飛び込み気味に聞こえました。
・219小節、224-226小節でもテンポがゆるみます。これも注意してください。
・227-230小節のパターンでもクレッシェンドはありません。231-234小節のパターンには<>があります。
・最後4小節にrit.はありません。

第3楽章
・全体を通じて、三連符の間に休符を挟んだパターンで、休符の後が後ろに詰まる(十六分音符に近くなる)傾向があります。非常に難しいのですが、常に三連符を意識できるようにしてください。ソロと同じ動きをすることも多いので、注意して聴くという方法もあります。
・35小節でソロが入ってくるときに、ぐっと待つ必要があります。指揮者をよく注目してください。51、82、90、101、142、158小節なども同様です。
・43小節にppがありますが、piu ppとしてそれまでよりさらに音量を下げてください。150小節も同様です。
・60小節にもpiu ppを書き加えてください。ここでも音量が下がります。
・68小節のアウフタクトからの旋律ですが、スタッカートのついた八分音符は短く弾いてください。スラーがあっても、これは運弓を示すものと考えてください。
・69小節のタイの後は音をしっかり切ってください。カンマがあると考えて良いです。
・82小節からは、特に休符の後の音が乗り遅れやすいようです。しっかり数えてください。一方で次の二連符に入るタイミングが速いという指摘もあります。97主節のアルコのパターンも同様です。
・102小節からはテンポに注意が必要です。これも休符の後が乗り遅れやすいパターンです。107小節のfはしっかりはじき、108小節は4つ振りです。
・109小節からはaccel.がかかっています。
・119小節からの二連符のpizzは急がないようにします。
・123小節のG♯は、G音にしてください。
・131小節は、休符の後の音には乗り遅れない注意が必要ですが、二連符には急ブレーキがかかります。ソロが細かい音形を弾くためですが、ソロもしくはビオラをよく聞いてください。133小節、135-140小節も同様です。
・167小節にpppを書き加えてください。この音量は178小節のcresc.まで小さいままで維持されます。cresc.もちょっとだけですが、180小節のmfのみ大きくしてください。(その後は再び小さくなります。)
・180小節から、若干accel.がかかっています。rit.の直前、183小節後半からブレーキがかかっています。185小節はソリストがもっとも気持ちを入れたい箇所だそうなので、fですがソロを消さないようにしてください。
・187小節は、はっきり入ってください。小節の頭から音があるのはチェロだけです。きれいなアンサンブルをしましょう。
・終わり4小節はテンポがあがります。ソロが合いの手を入れるので、音量は極小ではじいてください。

第4楽章
・7小節は、8小節をダウンで弾きたいので弓を返しています。表は返すタイミングを変えられないので、裏の方が早めに弓を返してください。
・9-10、10-11小節の間には間があります。ブレスが入るような感じです。
・19小節は、その前の一拍で若干テンポがゆるんだ後、piu mossoでテンポがあがります。
・27小節のアウフタクトはソロをよく聞いてください。27小節からの四分音符ははっきり弾きます。
・33小節のアウフタクトもよくあわせてください。
・40、42小節のC♯はテヌートで音は長めです。
・46小節は、meno mossoでテンポがゆるみます。46小節の3拍目は特に注意してください。また、テンポはゆるみますが、リズムはゆるみません。47、49小節の三十二分音符はきっちり詰めてください。
・49小節の3拍目はテヌートで長めです。
・53小節からは調が明るくなり、音に開放感が加わります。リズムははっきりとはじいてください。
・58、61小節の3拍目は、テンポがゆるむという指示がありましたが、実際にはほんのちょっとだけです。
・59小節のmfはmpに書き換えてください。音量は小さくします。
・62小節からのアルコは、はっきりと弾いてください。特に音量が小さくなってからはゆるまないように注意してください。
・67小節の3拍目はテンポがゆるみます。68小節はテンポが戻ります。68小節の3拍目でまたテンポがゆるみます。さらに71小節にあるrit.は実際には逆にaccel.がかかっている感じになり、72小節の3拍目でrit.がかかります。
・75小節からの八分音符は短く弾いてください。ソロを聞かせるために音量は控えめにします。
・79小節からは極力小さく、クラリネットとティンパニのアンサンブルを聴かせるようにします。
・85小節はdim.をしてください。3拍目にはrit.があります。86小節からはテンポが戻り、調が明るくなるので、軽くはっきり弾きます。87小節の3拍目はrit.で、テンポがゆるみます。
・91小節の3拍目は、(厳密には次の小節からですが、)div.と考えて表の人だけ弾いてください。裏の人は92小節からのリズムをしっかり頭の中で刻んでおいてください。
・93、95小節の3拍目はrit.してください。
・96、97小節は裏-表-裏の掛け合いになります。リズム部分をはっきり弾いてください。
・97小節にあるcresc.は、98小節からにしてください。
・終わり2小節は各音の間にカンマを入れてください。

第5楽章
・全体に音は堅めで短く、鋭く弾きます。また、テンポは速いですが、走らないように気をつけてください。
・85小節~、118小節~、249小節~、281小節~は特に走りやすいので注意してください。
・134-136小節、156小節、158小節ははっきりと自信を持って入ってください。本番までにもう1回ぐらいは間違う機会はあります(笑)297-299小節も同様です。
・170小節のアウフタクトのffは、二連符の後ろの音からです。
・170小節はpoco piu lentoで、若干次の小節をにらんで遅くなります。
・179小節はmeno mossoで若干遅くなります。入るタイミングが掴みづらいのですが、1stVnが直前の八分音符を弾いていますので、これに注意してください。
・183小節からはpiu mossoでテンポが速くなります。
・192小節からは音量を小さめにしてソロにあわせます。音のタイミングは基本的にソロと一緒です。
・199小節にあるpppには、piu pppにして、音量をさらに小さくします。220小節も同様です。
・331小節ははっきり入ります。309小節も同様です。
・364小節からのpizzは急がないようにしてください。また最後はdim.になりますので注意してください。

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2007年9月26日 (水)

X02HT

昨日はアナログな紙の手帳だったが、今日はデジタルの話。同じくラゾーナ川崎に行ったときに、ビックカメラでソフトバンクのX02HTを見たのだが、久しぶりにこの手のツールで欲しいと思ってしまった。

まぁ実際には実機に触って操作感を確かめないといけないのだが、見た目というか、見た感じでは、W-ZERO3などよりもビッとくる感じがあった。多分、サイズの問題だろう。幅はあるがポケットに入らないほどではなく、薄い。キーが小さいのは実際に入力する際にどれだけ不便を感じるか分からないが、片手でも入力が可能というのは電車の中での利用などを考えると意外と便利そうな気がする。

電話としての機能はあまり気にしていないが(電話をほとんど使わないので)、通信機能があるというのも便利だ。おサイフ機能などはないが、いずれにしても携帯を完全に置き換える気はないので、それも特に気にならない。

そう、携帯電話を置き換える気はない。PDAであるCLIEの後継機として考えるということだ。

問題は・・・ソフトバンクで新しい契約を結ぶかということだ。大体、今でもドコモを2回線(しかも一つはほとんど利用していない)とウィルコムと契約があり、どちらも解約の予定はない。通信にお金をけちるつもりはないのだが、一体いくつのキャリアと関係を持つのか。

あえて言えば、ドコモの2回線の内、一つは解約しても良いのだが、最近1年契約を更新したばかりだったりする・・・。

それから、長年親しんだ(?)CLIEと縁を切るか、という話もある。今回のツールは並行して持つようなものではない。現在CLIEの機能で使っているのは、メール(読むだけ)とスケジュールだけなので、CLIEでなければいけないという理由はないのだが・・・。

さてさて、どうしたものか。

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2007年9月25日 (火)

手帳・手帳・手帳

休みの間にラゾーナ川崎に行ったのだが、ロフトがあったのでよってみたらトラベラーズノートの2008年版が出ていたので買ってみた。ついでに丸善で「超」整理手帳も購入。

トラベラーズノートの皮カバーはやはりちょっとごつい感じがあり、重い。ネットでは「内ポケットに入る」という評価もあったのだが、ちょっと無理だ。もっとも、ほぼ日手帳もペンを2本差すようになってからはポケットに入らなくなり、手で持ち歩いているのであまり違いはないかもしれない。

しばらく試験的に使っていた日記のリフィルと、新しく購入した月間ダイアリーのリフィルをセットしてみる。ダイアリーは週間もあったのだが、通常のバーチカルタイプだったのでやめた。月間ダイアリーも普通のタイプだが、ダイアリー自体は多分使わなくなるような気がしている。

後はペンホルダーがない点をどうするかだが、これは当面リフィルに差しておくということになるだろうか。それでほぼ日手帳は持ち歩く必要がなくなるのだが、さて、本当にどうするかは思案のしどころだ。あまりごついノートは持ち歩きたくないという気持ちもある。

「超」整理手帳の方は、透明なカバーというおもしろいものを見つけたので、それを購入。表面の手触りはビニールのそれでいまいちな感じだが、シースルーの手帳というのはちょっとおもしろい。今年の改良点はカンガルーホルダーにペンホルダーと定規がついたことだそうだが、個人的にはあまり意味がなさそうだ。このカンガルーホルダーはトラベラーズノートに組み合わせたかったのだが、ちょっとだけサイズがあわず、何か加工が必要なことが判明した。
(ただ、いずれにしても今年のカンガルーホルダーは、これまで使い勝手の良さを感じていたものとはかなり違っていて、本当に使うかどうかは分からない。むしろ組み合わせるなら以前のものの方がよいだろう。)

さて、手帳ということでもう一つ。コーテッドという輸入物の手帳(COATED GmbH)なのだが、「超」整理手帳をさらに拡張するように、1年分が蛇腹になっている手帳を見つけた。先のことを見渡すということであれば、かなり先までを一気に見渡すことができる。ただ、バーチカルタイプなのだが、1日の欄の幅がかなり狭く、実際には使いにくそうなのが難点だ。

スケジュールの下の欄がガントチャート風になっており、そういった形で使ってみるとおもしろいかもしれない。年間の長期タスク管理などに使えると良いのだが・・・。

(それにしてもいくつ買うのだ?結局使うのは一つなのだが・・・。)

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2007年9月21日 (金)

オフィスのIT化の弊害?

少し前だが、日経産業新聞に「オフィスのIT化の弊害 人のつながりが希薄に」というコラム記事があって、その内容がちょっと気になっている。日付のメモがないので恐縮だが、四日市大学の新田義孝教授によるコラムだ。

コラムではオフィスのIT化が進むことにより、やりとりが電子メール中心になり、横の連携がなくなって分担の調整が行われなくなるといった問題が指摘され、IT化による弊害を克服するには上司が昔以上にワイガヤ会議をやる必要があると訴えている。文化や人のつながりがIT化によって破壊されており、IT化の便利な面だけを見ていると大変なことが起こりつつあるという。

なぜ自分はこれに違和感を感じるのか・・・ということを考えていたのだが、何となく思い当たったことがある。それはIT化の本質と、「電子メール」というツールがそもそも馴染んでいないことだ。

はたして、電子メールを中心にしたワークスタイルは、「IT化」と言えるのだろうか。それを「IT化」と捉えてしまっていること自体が、IT化の本質を見失っているということではないか。そろそろ、電子メールとIT化はまったく異なるということに気付いても良いのではないだろうか。

IT化の本質というのは、情報の流通コストが限りなく下がることにより、情報の「共有化」が進むことだ。それは個人間にクローズされた電子メールでは絶対になしえないワークスタイルである。乱暴な言い方をすれば、電子メールこそが「IT化」の最大の障害なのであって、電子メールが「IT化」の入り口や、「IT化」そのものなんてことはあり得ない。

この教授が想定している「IT化された」オフィスというのは、電子メールによって「断片化された」オフィスだ。仮にそれが現在のオフィスの状態だとしても、それでIT化に疑問を呈するというのはちょっと違うような気がする。むしろ、その先にある本当のIT化の必要性を訴え、電子メールをIT化の弊害ではなく障害として捉える視点が必要ではないだろうか。

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2007年9月20日 (木)

親の門限

昨日に引き続き「はやく起きた朝は・・・」からのネタなのだが、子どもの門限への反発への悩みが紹介されていて、「では、親にも門限を設けたらどうだろうか」などと思いついた。

大人に門限なんて・・・という考え方もあるかもしれないが、お父さんにも門限があるのであれば、子どもも反発できないのではないだろうか。

もちろん、大人と子どもで門限の「時間が違う」のはあっても構わないだろう。しかし、「時間が違う」のと「門限がない」のとでは、ずいぶんと受け止め方も違ってくるはずだ。

逆にいえば、なぜ子どもにだけ門限があるのか、という話だ。門限というのが、子どもの事情ではなく、門の事情(家の事情)だと捉えて、大人も子どもも等しく倣うという理屈はあるような気がする。そういった考えがないのであれば、単に「子どもを信頼していない」「子どもを縛っている」と受け止められても仕方がないのではないだろうか。

会社にも門限があれば、無制限の残業なんてさせられなくなるんだけどね・・・。門限というのは門を閉める時間のことだから、入るだけでなく、出ることもできなくなるからだ。いやまぁ朝までやる人はどうしようもないのだが・・・。

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2007年9月19日 (水)

家事手伝いのお駄賃制

先週の日曜日の「はやく起きた朝は・・・」を見ていたら、小遣いの他に子どものお手伝いにお駄賃を払う話が出てきた。自分はそういう環境にないので、あくまでも思いつきなのだが、男性の家事手伝いにも同じような考え方はできないだろうか。

お小遣い制のサラリーマンの男性というのは結構いると思うのだが、彼らに対し、家事手伝いに応じたお駄賃を払うのだ。「男性もきちんと家事分担すべき」という人から見れば、お金を払うなんてとんでもない、と思うかもしれないが、ようはインセンティブの問題である。

もちろん、逆に考えても良い。女性の方でも、自分の家事にポイントをつけて、こなした家事の分だけ「自分の好きに自由に使える」お金を得られるような話し合いをしても良いかもしれない。

お駄賃にして、小遣いをなくすという考え方もある(!)親だけでなく、子どもにも適用して、家族全員でやっても良いかもしれない。

何でもお金に換算することに眉をひそめる向きもあるかもしれないが、ここで大事なのは「何かをすれば対価を得られる」「何かをしてもらったら対価を与える」という関係を作ることだ。つまり、事前にお金を払って、だからやりなさい、ではなく、あくまでもやったことへの感謝として対価を払う。「対価」を「感謝」に置き換えれば、別におかしなことではない。

「お金のためにやっている」となるか「感謝の証にお金を払う」となるかは、当事者の気の持ちようである。一般社会では前者になりやすいが、家庭であれば後者のような気持ちを持つことができるのではないだろうか。それは子どもの金銭教育としても決して悪いことではないはずだ。

例えば食後の食器の片付けを1回いくらに設定するか。こういったことを事前に(そして定期的に)話し合う。ポイントはやったらその場で「お駄賃」として払うことだ。でき次第でチップとして上乗せがある、みたいな形にすると、やる気にもつながるかもしれない。

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2007年9月18日 (火)

幻想交響曲の通し練習

本番まで2週間ということで、幻想交響曲の通し練習をやった。結果から言うと・・・今回はかなりやばい気がする。
いつも本番直前はあわただしいのは確かなのだが、何とかなるさという楽観があった。今回はその余裕がない。(自分だけか?)

昨日の通しで分かったのは、自分が(一応「自分たちが」とは言わないことにする)考えている以上に指揮者の「声」に頼ってしまっていたことだ。今回の指揮者は、練習中リズムを伝えるためによく声を使う。棒だけでは指揮者の意図についていけない我々に配慮してのものだが、それが自分の場合裏目に出てしまっている。無意識のうちにその声をガイドにしてしまっていたのだ。

通し練習では、基本的にそういった声を出さなかったため、所々でとまどいが出た。「自分が」といったが、多分オケ全体でそれが出てしまっていて、結果としてかなりちぐはぐな演奏になってしまっている・・・気がする。
録音を聴き直してみないと分からないが、おそらく音楽の流れが止まってしまっている箇所がいくつかあるはずだ。

さて、残り2週間何をすべきだろうか。実質的には2週間といっても練習時間としては8時間ぐらいしかない。通すにしても2回が限度だ。
ここまでくると、技術的に弾けないことをなんとかするよりも、音楽全体として表現したいことを身体に染みこませることを優先する必要があるのだが、そのヒントが少ない。

今回の指揮者は、細部のニュアンスを重視しているのか、全体像は何とかなると考えているのか、つまみ食い的な練習をするのだが、この練習スタイルは多分うちのオケにはあっていないのだろう。恥ずかしい話だが、今の段階では「幻想交響曲」という音楽の個々のパーツばかりで、全体像がつかめていないような気がする。

もしかしたら、残りの練習時間を通しに使った方が意外と仕上がるのではないかという気もするのだが・・・最後の追い込みは得意技といえば得意技だし・・・演奏委員長やコンサートマスターに相談した方が良いのかもしれない。

・・・それはそれとして、昨日はコンサートマスターの異様なテンションの低さも気になった。これが体調とかなら良いのだが、指揮者とあわないなんて話になるとちょっとばっかし厳しい気がする。

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2007年9月14日 (金)

PS3を音楽サーバとして使えるだろうか

またもや物欲の話だが、VAIOではなく、PS3を音楽サーバ的に使えないだろうか、などとふと思った。少なくとも、リッピングや再生はできるらしい。自分の場合、基本的にCDばかりなので、リッピングができればそれで十分ではある。

HDDのサイズは60GBでは足りないだろうが、保証外とはいえ換装もできるようだ。大きなHDDにして、なるべく高いビットレートで溜め込んでおく。実際にどれだけ聞くかは微妙だが、CDを手元に持たないためには、どこかに音楽だけは溜め込んでおきたい。

ただ、ウォークマンとの連携はできない・・・ようだ。ゲーム機にしては色々な機能があるのだが、映像は見られてもチューナーがなかったり、どことなく中途半端な気がしなくもない。ウォークマンとの連携ができないとなると、それはそれ用にパソコンにリッピングしておく必要がある。これでは面倒なことこの上ない。

やはりパソコンに取り込んである音楽を、なるべく良い音質で(圧縮してあるから限界はあるのだが)聴けるような方法を考えた方がよいのかもしれない。PS3の場合、サイズもかなり大きいし、現実問題としてゲームはほとんどしないだろうし・・・。

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2007年9月12日 (水)

フィードバックとたたき台

アキヒトさんのPOLAR BEAR BLOGに、フィードバックを妨げる4つの態度というエントリーがあり、大木さんの走れ!プロジェクトマネージャー!思いこみ症候群?というエントリーを思い出した。

たたき台、というのはつまり参加メンバーからのフィードバックを得るための資料ということだ。大木さんのエントリーへのコメントで、

> そもそも「叩き台」という言葉が良くないのかもしれません。

ということを書いたのだが、「たたかれる」ための資料ではなく「フィードバックを得る」ための資料と考えると、作り手の心の持ちようや、周囲の「たたき方」も変わってくるのかもしれない。

アキヒトさんのエントリーにある4つの態度をそういった視点で言い直せば、

  1. 自分の熱意(思い)を資料にこめず、なるべく突き放して作る
  2. 自分のアイデアを中心にするのではなく、他のアイデアを引き出すような作り方をする
  3. 「誘導尋問」になるようなシナリオは考えない
  4. 「はい」「いいえ」で答えるようなクローズドクエスチョンは盛り込まない

といったことになるだろうか。難しい話だが、「完成型をイメージしない」で作ることが必要なのかもしれない。

また、フィードバックをする側としては、作り手の考えを(意識的に)聞かない、ということも必要な気がしている。よくたたき台として作った資料について説明を求めたりしてしまうことがあるのだが、説明をするとなれば、どうやっても作った側としては「気持ち(熱意)」や「考え(アイデア)」を出すように「誘導尋問」されてしまうからだ。その上でたたかれるというのは、やはりおもしろくはない。

あとはやっぱり名前だろうか。「失敗事例の収集」などでも気になるのだが、「失敗」や「たたき台」というのは言葉のイメージがネガティブなのだ。

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2007年9月11日 (火)

会社のパソコンが新しくなる

会社のパソコンがリースアップで新しくなるのだが、今回はデスクトップにしてみた。入社から数えると5台目ということになるのだが、デスクトップを使うのは2台目だ。(3台はモバイルノートで、いわゆる大画面ノートは使ったことがない。)

理由はいくつかある。ノートブックにしても結局持ち歩かないこと。ディスプレイが小さい(大きくするとそれだけ本体も大きくなる)こと。ディスプレイとキーボードが一体なので、意外と机の上を占有してしまうこと。ノートブックの場合、退社時にはキャビネに片付けるのが面倒なこと、などだ。

モバイルノートを結局持ち歩かないのは、そもそも個人のパソコンを持ち歩いているために2台目はしんどいというのがあるが、基本的に社外向けにパソコンを持ち歩くことがないということがある。会社の事業所であれば、行った先で借りた方が簡単だし、多くの場合(仕事的には)借りる必要さえない。ようするに外出時には使う機会がない。

さて、会社のパソコンは新しくなるのだが、個人のパソコンはどうだろうか(まだ諦めていない・・・)。

VAIO-Sが新しくなったということで、お台場のソニースタイルに見に行ってみたのだが、新しい天板であるプレミアムブラウンは個人的には少ししっくりこなかった。できれば前のようなプレミアムカーボンが良かったのだが・・・。それにやはり重さという問題はある。正直最近は今のLet's Noteでも少々つらい。(多分暑いからだ。冬になると鞄を背負えるようになるので、少し緩和される。)

それと何度も考えているが、そもそも持ち歩かないという選択は可能だろうか。基本的に自分がパソコンを持ち歩いているのは、朝のこのブログの更新のためだ。一部セミナーなどで使うこともあるが、機会はそれほど多くない。

そうするとどうしても堂々巡りになってしまう。会社でブログを書くというのは(仮にできても)気分的にいやだし、といって家では朝書いている時間はない。(夜は不規則なので書けない。)

うーん、悩ましい。

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2007年9月10日 (月)

トラベラーズノート

先週から(今月から?)ほぼ日手帳と並行してトラベラーズノートのリフィルだけを試しに使っている。方眼地で1日が1ページで設定された日記というリフィルだから、実はほとんどほぼ日手帳と違いがない。あえて言えばサイズが違うだけだ。

幅はほぼ変わらず、たてが長くなっただけなのだが、とりあえず使ってみた感じに違和感はない。その日のメモという、ほぼ日手帳とほぼ同じ使い方をしているからだろう。カバーがなく、リフィルが薄いため、かさばらなくて良いのだが、今のところはペンホルダーも何もなくただの「ノート」なので、そういった手帳としての機能を追加し始めたら別だろう。

まだ1週間だが、ほぼ日手帳との比較をしてきて分かってきたこともある。

まず、自分の場合、罫線ではなく方眼が使いやすいということだ。理由は分からないが感覚的なものである。ほぼ日手帳をメモとして使えたのも、今回のトラベラーズノートの日記リフィルを抵抗なく使えたのも、方眼地ということが関係している気がする。

それから、ほぼ日手帳のような「1年間」というスパンは、少なくともメモ帳という使い方をしている限り必要ないということも分かってきた。過去のメモをそれほど振り返ってみることはないようだ。少なくとも「携行している」という限定された状況で、そういった要求に直面することはほとんどない。
トラベラーズノートを優先してほぼ日手帳をサブにしていると、ほとんど開く機会がなかった。ということは、以前のメモは常に持ち歩くほどには要求されていないということだろう。

1日1ページという構成についてはどうだろうか。これがちょっと微妙だ。実際の所、メモはあまり日付に紐付いているとは言えないため、冷静に考えるとそうである必要はほとんどない。しかし、なんというか、気持ちとしては日付毎にページが分かれている方が落ち着く。スペースが足りなくなるかもしれない、ということをさしおいても、そういったことを感じるのだ。

多分、区切りができるからだろう。上手くいえないのだが、今日のことは今日のこと、みたいな区切りがあることが、メモ帳としての機能以上に、持ち歩く手帳としての安心感を与えてくれているような気がする。

さて、とりあえずほぼ日手帳の2008は購入してあるが、来年(というか、メモ帳だからそういったことを気にする必要はないのだが)の手帳はどうしようか。まだ、もう少し模索してみても良い気がする。
(ちなみに並行して超整理手帳も使っているのだが、これはメモというより印刷した資料類を持ち歩くためのペーパーホルダーである。この機能も本当はトラベラーズノートに包含できると良い。サイズ的には可能なのだが・・・。)

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2007年9月 7日 (金)

社内SNSとmixiの違いは何か

mixiの社内ブログコミュニティに「社内SNSとmixiなどとの違いを教えてください」という質問があり、少し考えてみた。

そもそも会社が一定の目的を持って構築する社内SNSと、基本的には人を集めることを目的とするmixiなどのインターネットのSNSでは目的そのものが違ってくるとは思うのだが、もしそこに違いを挙げるとするなら、自分なら実名か、匿名かという違いを挙げるだろうか。

この場合の「実名」というのは、いわゆる本名や素性を晒す、という意味ではない。ネットだけでなく、リアルなコミュニケーションが前提にあり、「お互いのことを現実に知っている」という意味だ。

mixiなどのSNSは、副次的にリアルな関係に発展することもあるが、基本的にはネット上でのバーチャルな交流を目的としている。バーチャルな関係を補完するためにリアルな交流があるのが、mixiなどのSNSの特徴だ。
一方、社内SNSは、基本的にはリアルな関係の補完をめざすものだ。現実のつながりを前提として、その上にバーチャルにも交流ができるようにするのが、多くの社内SNSの目的だろう。

もちろん、インターネットのSNSにもリアルな関係の補完をめざしたものはあるだろう。だがこれはそもそも社内SNSと違うのではなく、「リアルなコミュニティにおける人間関係の補完」という意味では同じというべきもので、mixiのような大規模なSNSとはまるで異なると考えた方がよい。

大きな意味での性格の違いを考えた場合には、こんなことが言えるのではないかと思う。

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2007年9月 6日 (木)

武道ではなく

中学校の体育で武道が必修化される方針なのだそうだ。これまでは武道かダンスかの選択制で、多くの場合男子が武道、女子がダンスを選んでいた。
中央教育審議会の体育・保健部会によれば、「礼儀や公正の態度など、日本の伝統文化に触れる機会を広げるのが狙い」だという。

武道の良さは否定しないが、個人的には武道よりも推奨したいものがある。

それは「舞踊」だ。

ダンスで例示されているという創作ダンスやフォークダンスではなく、日本の伝統芸能としての民族舞踊を授業に取り入れてはどうだろうか。

そもそも「礼儀や公正の態度」が日本の「伝統文化」ということ自体に妙な違和感を憶えてしまうのだが、伝統文化ということに絞って考えれば、国際スポーツ化しつつある武道よりも、舞踊の方がはるかに日本の文化に通じる面があるはずだ。郷土という地域的な違いがあるというのも良い。

何よりも、武道が「武士として身につける技」(Yahoo!辞書)なのに対し、舞踊は「音楽に合わせて身体をリズミカルに動かし、感情や意志を表現する芸能」(同)だ。学校教育として考えれば、後者の方が適していないか。それに、織田信長が舞を好んだように、武士にとっての嗜みは、武道ではなくむしろ舞踊だったのではないかと思えなくもない。

また、もう一つ気になることに、この時期(中学校)の子どもは成長にかなりの差があるため、体格や体力に相当の違いが生まれるということがある。こうした時期に(目的は違うにしろ)戦闘術をベースにした運動を必修授業として行うことにも少々疑問があるのだ。

例えば柔道で考えると、大人の世界では体重別なのに、彼らは無差別級で試合をしなければならない。勝ち負けは関係ない、というのは単なる理屈で、子どもにとって勝負は勝負だ。それで「公正な態度」が育まれるだろうか。

そんなわけで、伝統文化を重視するのであれば、舞踊こそふさわしい、と推奨したいのだが、どうだろう。

(余談だが、いわゆる西洋の「ダンス」では意味がない。西洋における「リズム」と、日本における「リズム」は根本的に異なるらしく、日本人が西洋的なリズムにもとづいたダンスを身につけるのは大変なことなのだ。だからこそ、創作ダンスやフォークダンスよりも、日本舞踊を学んだ方が「日本人にとっては」良いと思うのだが・・・。)

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2007年9月 5日 (水)

より良いモノを産み出すために

昨日のNHK「プロフェッショナル~仕事の流儀」で、靴職人の山口さんの言っていたことがとても印象に残った。
一字一句再現できるわけではないが、ニュアンスとしてはこういうことだ。

・よく「知らないからこそできることがある」という人がいる。
・でも知らないことで乗り越えられるハードルなんて、とても低い。
・経験と知識を総動員して、越えられない壁を越える努力をした先に、良いモノは生まれる。

本人の言葉というより、受け取った自分の解釈に近いのだが、こんな感じだ。知らないことを強みにできる部分、つまり経験や知識がない故に先入観を持たないことで越えられるハードルというのは確かにある。が、山口さんに言わせればそんなハードルはレベルの低いハードルにすぎない。

本当のプロフェッショナルというのは、そういった部分も自覚した上で、それを乗り越えていく努力をした先に良いモノを産み出す人たちのことだ。そう言っているのだろう。

知識と経験を積み重ねた職人の強烈なプライドを感じるが、確かにそういった側面はあるかもしれない。

もちろん、最初は知らないことだらけなのだから、そういった強みを活かして良いのだ。しかし、しばらく経験を積んだらそうではない。「知らないこと」の強みを活かそうというのは、逃げ口上にすぎなくなってしまう。

自分はそういった経験と知識を積み重ねているだろうか。

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2007年9月 4日 (火)

ほぼ日手帳2008

ほぼ日手帳の2008年版が、9月から発売ということで、早速ロフトで購入してみた。
12月から使う手帳を買うには少々気が早い気もするが、とりあえずという感じだ。基本的な機能やコンセプトが変わるわけではないので、購入したから別段どうこうということはない。

ちょっと気になったのが、オマケで購入したバーティカルタイプの週間スケジュール帳だ。挟み込んで使うタイプだが、サイズを考えると、意外とスケジュール管理の手帳としてはこれだけでよいのかもしれない。

もっとも、バーティカルタイプのスケジュール帳が欲しければ、巷にいくらでもあるわけで、ほぼ日手帳である必要はないことにもなる。実際の所、自分の仕事ではバーティカルタイプのスケジュール管理はあまり必要としていない(Googleカレンダー上では管理しているが、これはかなり細分化されたものだ)ので、使うかどうかは未知数というか、多分使わないだろうことは想像に難くない。

さて、気は早いのだが、来年の手帳はどうしようか。今手元にはミドリのトラベラーズノートのリフィルだけがあって、これを使うことができないかと思案中だ。(使うとなれば本体を購入する。)サイズが大きくなってしまうのが一番の思案のしどころだが、厚みは1年をカバーするほぼ日手帳ほどではない。(そもそもメモ帳だし。)

「来年の」という考え方が適当かどうか、という話もあるのだ。スケジュール管理ではなく、日々のメモ帳として考えるのであれば、そういった考え方は必要ない。そういう意味では、自分にとって必要な「手書き用の」メモ帳とは何か、といった視点で考えることが必要かもしれない。

(ただし、記録は日単位でしたいという要望はある。これはほぼ日スタイルではあるのだが、一方で日単位でページを区切ってしまうと容量に制限が発生してしまうので使いにくいという事情もあって、そのあたりの自分自身の使い方も考えなくてはいけなかったりする。)

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2007年9月 3日 (月)

夏休み

ずらしてとった夏休みが終了。今日から社会復帰ということで、ブログにも復帰する。
もっとも、夏休みといってもバカンスに出かけるとか、そういったことはなく、ただだらだらとのんびり過ごしただけだ。仕事のことを忘れ、ネットのことを忘れ、生活のことも(一部)忘れて、ある意味自堕落な日々を過ごした。

ネットなどは、もっとチェックしたりするのかとも思ったのだが、ほとんどアクセスしなかった。意外とそれでもなんともならないものだと思いつつ、今日からどう復帰していくか、ちょっと気が重かったりする。

ま、とりあえずたまったメールの処理(仕事だけでなく、プライベートも)と、今週の予定の確認と構築(今のところGoogleカレンダーも真っ白なままだ)をしようか。

ブログに関しては、ぼちぼち復活していくことにする。

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