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2007年11月26日 (月)

情報共有で共有されるもの

先週、グループウェアと情報共有をテーマにした、とある座談会に参加した際に、ほぼ日手帳にメモしていた一言。

「情報共有は境目があるから成り立つ」(多分これは座談会では発言していない。)

どういうことかというと、情報共有ができている、あるいは情報共有をしている実感は、その情報を知らない人が外部にいて初めて成り立つのではないか、ということだ。全員が知っていることに対して、我々は「情報を共有している」とは感じないのではないか。

社員全員が知っていることでも、世間のすべての人が知っているわけではない。社員という限られた範囲だけが知っているという感覚が、情報共有をしているという実感に結びつくということはないだろうか。

そうすると、会社内においても、特定の人間しか「知らない」情報ほど、それを知る人たちにとっては情報共有を「している」ことにつながらないか。

情報共有ができていないと感じることがあるのは何故だろうか。

それは、共有の境界線の内側にいると思っていた自分や相手が、実は外側だったと知ることによる落胆ではないか。意外と、情報そのものはたいした問題ではないということはないだろうか。

そう考えると、情報共有の目的は、「情報」にあるのではなく「共有」にあるような気がしてくる。心理的な共有感、一体感を持つための媒体の一つとして情報が使われるということだ。腹を割っての飲み会の目的が、「酒を飲む」でも「腹を割る」でもなく、一体感を持つためであるのと同じことだ。

であれば、テーマにはこだわらず、何でも良いから情報を共有できる機会を持つのが良いのかもしれない。もっとも、情報には質の問題があるから、質の低い情報のやりとりの場合、一体感は薄れ共有感はなくなってしまうから、その点には注意が必要だろうが・・・。

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コメント

ここに書くのは初めてですかね。

同感です

投稿: Ojisan | 2007年11月26日 (月) 22時27分

ありがとうございます。

そうはいうものの、「一体感」みたいなものは測定ができないので、評価軸のために情報の価値に目を向けてしまうのは分からなくはないんですよね・・・。

投稿: ProjectK | 2007年11月29日 (木) 08時19分

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