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2007年11月22日 (木)

社会貢献とは何か

今日はパソコンを家に置いてきたので、まっすぐ会社に行ったのだが、朝7時半のフロアには、役員と秘書と経営企画室長だけが・・・この人たちが早く来るから会社がやっていけるのか、それとも長時間労働が当たり前になってしまうのか・・・。

それはさておき、そんなわけで今日はブログを書かないという選択肢もあったのだが、ちょっと思いついたことがあって、メモとして残しておく。

「社会貢献」とはなんだろうか。企業の社会貢献に絞っても良い。

利益の一部を、社会活動などに提供すること、と考えてみよう。ビジネスとは無関係(本来まったく無関係というのはありえないが)で、儲けといったことは考えずに資金やリソースを拠出する。それが社会貢献だろうか。

改めて考えてしまったのは、そこには企業側の事情しかないことだ。余剰かどうかはともかくとして、企業が自分のビジネスとは関係ない分野に拠出するリソースは、それだけで社会貢献と呼べるものだろうか。

ボランティア、にも言えるかもしれない。冷たい言い方だが、無償で何かをすればボランティアと呼べるだろうか。

多分そうではないだろう。社会的に解決しなければならない課題があり、そこに対して何らかのアクションを行うことが、社会貢献だ。そしてそう考えると、それがビジネスかどうかは関係ない。企業として対価を得る、あるいは利益を得る営利活動であっても、社会貢献活動としての本質は変わらないのではないだろうか。

どうもそのあたりが混同されているような気がしてならない。

実際には、そんな理屈は考えないほうが気持ちよく活動できるのかもしれないが、どうにも気持ち悪いのだ。営利か非営利かという軸と、社会貢献かどうかの軸は、別に持つ必要があるのではないだろうか。

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コメント

先日はありがとうございました。
仰るとおりですね。ただ日本人は、営利=社会に貢献しない、という色眼鏡を持っていることが多いように思います。
稼いでいるヤツ=悪いヤツ、だったり。
なので、日本では見せ方として企業名を最小限にしたりしているわけですが、本来は貢献できているか、どれくらいか、が物差しなんだろうと思います。
個人の場合も、その作業自体は無償でも、コンサルタントや中小企業診断士のように、自営業で「名前を売ること」が目的であることもあるわけですから。

投稿: ooki | 2007年11月22日 (木) 09時56分

ookiさん こちらこそありがとうございました。

営利行為に対する色眼鏡の問題は難しいですね。個人的には「利を得るために行動する」のではなく「行動の評価として利を得る」という捉え方が当たり前になれば、少し変わってくるのではないかと思うのですが・・・。

例えば、チップというのは相手の行動に対する「お礼」で、営利であってもそういった印象が薄い。こういった文化がないということも、先の色眼鏡に通じているのかもしれません。

投稿: ProjectK | 2007年11月26日 (月) 08時11分

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