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2008年1月18日 (金)

知的財産に求められるのは対価だろうか

PORAR BEAR BLOGの「文化を守れ」で紹介されていたITmediaの「iPod課金」は「文化を守るため」を読んだ。

その中に歌舞伎役者の市川團十郎さんの「改めて、知的財産を財産として、『おたから』と感じなくてはいけない」というコメントがある。

それを読んで、知的財産(ここでは文化)が本当に必要としているのは、「尊重」であって「対価」ではないのではないか、と思った。対価という考え方は、むしろその知的財産を貶めることにつながらないだろうか。

この「Culture First」という運動が求めているのは、尊重なのか、対価なのか。それが気になる。

例えばオリジナルを「尊重」するのであれば、粗悪なコピーなどは排除されるべきだし、安易な模倣なども慎むべきだろう。一方で、創作者を讃え、その価値をより多くの人に伝えるといったことはあっても良いし、それを生かした何か新しい創作物を生み出すといったこともあっても良いのではないか。

それが文化であり、知的財産の価値ではないかと思う。(もっとも、そもそも知的「財産」という言葉は経済至上主義を表わしているのかもしれないが。)

もし文化の(経済ではない)価値を尊重するのであれば、個人的には、iPodに「課金」するのではなく、そうした創作物を利用した金儲けはやめて「だれもが無料で享受できるようにしろ」ぐらいのことを言ってもよいのではないか、という気がするのだが・・・。

「おたから」だったら、金銭換算してはいけないよなぁ。

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