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2008年5月28日 (水)

ステークホルダーとのエンゲージメント

昨日は業界での勉強会があったのだが、その中で紹介されていた企業に対する社会の目の変化がおもしろかった。

その昔、社会は企業を信頼していた。特に根拠があるという話ではないかもしれない。

やがて、話を聞かせてくれなければ信頼しない、という姿勢になった。理由として考えられるのは、企業活動が不透明になって、その内容について説明を聞かなければ評価が出来なくなった、というところだろうか。

さらに、見せてくれなければ信頼しない、という姿勢になった。話だけではなく、実際にどのように活動しているのかを自らの目で確認しなければ信頼できない、というわけだ。これも企業活動が不透明であることと、さらに企業による(言葉での)説明が十分ではなかった、という理由が考えられる。

そして今は、中に入れてくれなければ信頼しない、という姿勢だという。自らもその活動の一部にならなければ、信頼できないというわけだ。それ以前の段階とはかなり違うが、見るだけではまだ分からない領域があるということかも知れない。

最後のステップであるeneageは、かなり難しいステップだ。そうした要求を招いた原因は、見せることを徹底できなかった企業の側にあるのかも知れないが、自らの活動を説明し見せるのと、ともに活動しその内容を変えていくというのとでは、まったく次元が異なる。

もっとも、「意見を受け入れる」というレベルでの話かも知れない。ただ、意見を受け入れるということはそれまでもやってきたはずなのだ。そのあたりがどうも釈然としなかったりする。

例えば同じ企業の中で、従業員の意見を求め企業活動に反映させるというのは、従業員の企業活動への参画意識を高める上で効果がある。これは自らの所属する企業への信頼感の向上と同じようなものだと考えることはできるだろう。その他のステークホルダーに対しても、同じような考えをするということになるだろうか。

しかし、企業に対して一律のかかわり方では、ステークホルダーとして「異なる」意味がないのではないか、という気もする。

何か別の、共通の社会的な課題を解決するために「手を結ぶ」ということなら分からなくはないのだが・・・。

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