« GoogleカレンダーとNotesカレンダーの同期 | トップページ | ほぼ日手帳とブックカバー »

2008年8月28日 (木)

中途半端なクールビズ

オルタナNo.9(2008.9)で、副編集長の木村麻紀氏が「中途半端なクールビズ」というタイトルで、今のクールビズは中途半端で、もっと徹底して行うべきだという批判を展開していた。

一例としてやり玉に挙がっていたのは国会議員のセンセイ方で、単にネクタイを外しているだけで、上着を着ていては暑いはずだから本当に28度設定なのかと一蹴。

街中でも中高年のビジネスマンは上着を着ている傾向が強く、交通機関では彼らの快適性のために冷房がよけいにかけられている。この時期は冷えが問題になるので、クールビズを真剣に極めないと健康にも深刻な影響を与える、などなど、かなり厳しい議論を展開。

ある学者によると「中途半端な対策のせいで結局何の成果も上がらない政策ばかりが横行することを、私は『クールビズ現象』と呼んでいる」のだとか。

名前も明かせない学者の証言など聞くに値しないということはさておき、言っていることは正論だと思うのだが、こうした捉え方では結局互いに反発するだけで、文字通り「中途半端」になってしまうのではないか、とも感じた。

子どもを育てるのにもっとも効果的なのは褒めることだ、という話がある。逆の議論もあるので、必ずしも常に通じる真理ではないだろうが、同じ姿勢が必要ということはないだろうか。

上着やネクタイが外せないのは、クールビズの意義を理解していないからということではなく、それ以外のドレスコードが今のところ存在しないことがもっとも大きな理由だと思う。ネクタイはそれでもかなり外すようになってきたが、上着に関しては、TPOによっては脱ぐことはかなり抵抗感が強い。その場をオフィシャルと考えれば考えるほど、上着は手放せなくなる。

センセイ方だって、マスコミの目がない、たとえば自室などでは上着を脱いでいるはずだ。でもプレスの前に出ていくとなればそのままでは躊躇してしまう。上着というのは、人前に出る際のいわば鎧のようなものだからだ。

つっこむようだが、同じ号のオルタナに登場するインタビューやコラムでも、男性は上着かネクタイをしているケースが多い。オルタナパーソンとして登場する安井至氏のインタビューでも、ネクタイをして上着を脱ぐか、ネクタイを外して上着を着るかであり、木村氏が主張しているような服装では登場しない。

もちろん、そうしたことを踏まえた上で、それでも一歩踏み出すことが今求められていることだろう。しかし、こうした抵抗感があることも理解する必要はあるのだと思う。

ちなみに個人的にも上着を脱ぐのは少々抵抗あるが、結局は脱ぐことにした。でもその格好でたとえば知り合いの結婚式に出席できるかと言われれば、仮にそれがこの号でも取り上げられていた「カーボンオフセット披露宴」であっても難しいだろうな・・・。

|

« GoogleカレンダーとNotesカレンダーの同期 | トップページ | ほぼ日手帳とブックカバー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/22760/42297482

この記事へのトラックバック一覧です: 中途半端なクールビズ:

« GoogleカレンダーとNotesカレンダーの同期 | トップページ | ほぼ日手帳とブックカバー »