利益追求より消費者第一
週末にHP MiniのVistaへの再セットアップを行ったのですが、まだ持ち歩ける状態まで設定が完了していません。
そのため今日はHT1100からの更新です。やっぱり鞄は軽いです・・・。
先週出席したセミナーで、消費者(生活者)の意識調査の分析結果についての紹介がありました。
内容自体はとりたてて目新しいということは無かったのですが、改めて引っ掛かってしまったフレーズが一つあります。
それは、生活者は企業に「利益追求よりも消費者第一」を求めている(昔から変わらないが、その傾向はより強くなっている)という話です。
これがなぜ引っ掛かってしまったかというと、聞いた瞬間に少々意地悪な考えがひらめいてしまったため。
企業の利益追求よりも消費者第一を求めるのは、自らの利益を求める消費者としては至極自然な感情です。「消費者利益よりも企業利益」を求める「消費者」がいたら、それはあまりに不自然でしょう。
しかし、そうであれば、逆に企業が「消費者よりも自社の利益」と考えるのも、至極自然ということになります。消費者が自分の利益を優先するように、企業も自分の利益を優先すると考えるのは、あまり特殊な考え方ではないような気がします。
こういった対立関係になってしまうのは、企業利益と消費者利益を対極に捉えた上で、企業利益「よりも」消費者利益という捉え方をしてしまっているからです。
そうではなく、両者のベクトルを揃えた上で、企業利益「のために」消費者利益を追求するという関係にしなければ、両者はいつまでも平行線になってしまうでしょう。
もっといえば、両者が対等な立場となっていくには、この「ために」を逆に使うことも考えていく必要があります。
消費者利益「のために」企業利益を追求する。
これはつまり、企業だけが利益を追求するということではありません。企業が自らの利益のために消費者利益を追求するように、消費者もまた自らの利益のために「企業利益を」追求することが必要になってくるのではないか・・・そういうことです。
「情けは人のためならず」にも通じるような話ではあるのですが、企業人としてではなく、いち消費者として、企業(自社ではありません)に対して、新たな利益を提供していく(ただ商品を買うだけでは対価を提供したにすぎず、消費者側からの付加価値を加えた形の利益を企業に提供することにはなっていません)方法は何があるか。
そういったことを考えることも必要な気がします。
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