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2009年9月 4日 (金)

早く帰って何をするのか

自分の場合、基本的に残業はしない主義で、定時からせいぜい30分以内には会社を出るようにしているのですが、先日会社の人たちとの飲み会で「早く帰って何をしているのか、興味がある」と聞かれました。

かえすがえすもその時とっさに、

「早く帰ってすることがないから残業しているんですか?」

と聞き返せば良かったと思うのですが、まぁ実際には波風立てないためにも言わない方がよかったでしょう(笑)

ただ、あらためて考えると、こうした「何かすることがあるから(残業せずに)帰る」という考え方が残業を助長する面もあるのではないかと思うのです。

もちろんこれは「することがあっても帰れない」ぐらい仕事に追い詰められている場合はその限りではありませんが、例えば上司がそのように考えていることによって、部下が帰りにくくなるといったことはあるかもしれません。

有給を利用する場合も同様です。自社の場合、有給申請には「理由」欄があります。何で有給という権利を行使するのに理由を書かなければいけないんだと思いつつ、最近は「私用のため」としか書いてないのですが、その有給申請を却下する場合に、会社側が理由を用意する必要はありますが、少なくとも有給をとるのに理由は要らないのではないかと思うのです。
(もちろん、職場の人間関係を円滑にする上で理由は必要です。ここで問題にしているのは、有給を取得する制度に関する話です。)

理由を聞かれれば、理由がなければ駄目かと思うようになります。理由を聞かれなければ、理由がないことに抵抗を感じることもありません。

残業も同じです。残業をするのに理由は必要ですが、残業をしないのに理由なんて必要ありません。多くの場合、この関係は逆転していて、残業するのに理由は必要なく、残業しないのに理由が必要とされているような気がするのです。

ちなみに「仕事が終わらない」は残業の理由ではありません。その場合、仕事が終わらなかった理由が残業の理由であって、そうした理由を添付した残業申請書を「上司が」出すようにしなければ、こうした残業はなくならないでしょう。何で上司が出すかって、残業は業務命令であって、命令がなければ本来残業する「権利」も労働者にはないからです。


さて、「早く帰って何をしているのか」というと、そういえば最近は何もしていないような気がします。これは実はあまり良くないことで、残業しない理由が必要とは思いませんが、せっかくの時間を何に使っているのか自覚できないというのは、人生の時間の使い方としてもったいない。

もっとも、楽器の練習とか、細々とした日常のことはあって、「何もせずにぼーっとしている」ということはないんですけどね。

ちなみに今日はコンサートに行ってきます。

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コメント

前職では、夜中にメールを出すと「お疲れさま」と労う上司がいたりして、それがまた残業を増やしているという話が、産業医からあったのを憶えています。(苦笑

有給休暇の理由は「余計なお世話」ですよね。相手が女性ならセクハラ?になってしまう可能性もあると思うんですよ。
そうではなく、「来週、有給休暇をとって家族で遊園地に行くんですよ」なんて、部下が明るく報告してkる得るような人間関係ができるように、上司が努力するべきなんだと思いますね。

投稿: ooki | 2009年9月 4日 (金) 09時18分

今頃の返答で恐縮ですが・・・。

欠勤の場合はもちろん理由は必要だと思うんですよね。理由次第で情状酌量があるなら、必死に書くと思います(笑)

ちなみに最近は定時以降にメールを読んだ場合、返事は可能な限り翌日にするようにしています。その時間にメールを出すというのは、相手に読むことを暗に求めているような気分になるためです・・・。

投稿: ProjectK | 2009年10月24日 (土) 08時20分

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 ProjectKさんの「早く帰って何をするのか」というエントリーを拝読していて [続きを読む]

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