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2009年12月24日 (木)

お金儲けは汚い

阪本啓一さんのメールマガジン「電脳市場本舗〜Marketing Surfin'09〜」のwave#656「ビジネスロックンローラー」に、社会起業について考えさせられる一節がありました。

それ自体、阪本さんの別のメールからの転載ですが、最近の社会起業家ブームには次のような逃げ腰の姿勢があるのではないかと、という投げ掛けです。

「お金儲けは汚いことである。つーか、お金儲けは大変だから、ちょっとそのレールの横に、違うレールを敷いて、お金は儲けなくても、社会のためになることをたとえ貧乏でもやっていきましょう」

阪本さんの書き方が挑発的なのは、そうしたブームに警鐘を鳴らすためだと思いますが、ここで考えておきたいのが、「お金儲けは汚いことである」という価値観についてです。

「お金儲けは汚い」という考え方を逆転させると、「お金儲けでないことは清い」となります。さらに解釈すれば、「清いことではお金を儲けてはいけない」といった考え方にもつながります。

社会起業や、NPOといった組織形態が資金的に脆弱な傾向にあるのは、実は根本にこの「お金儲けは汚い」という発想が染み着いていることにあるのではないか、そんな気がするのです。

また、日本の場合、特にこの「儲け方」に気を使う傾向があるような気もします。

お金儲けは汚いことである。だから儲け方には気を付け、余計に儲けたりしてはいけない。

以前にも書いた気もしますが、こうした考え方がベースにあると、寄付をするという行為に結び付きにくい。

お金儲けは汚いことである。だから、儲けたら社会に還元しなければならない。

こうした考え方が寄付やあるいは納税にもつながる考え方でしょう。その部分が抜け落ちている気がするのです。

ただ、では「お金儲けは汚い」という考え方を肯定するべきかと言えば、それは違うような気もします。「汚い儲け方」というのは確かにあるかもしれませんが、それをもってお金儲けすべてが汚いというのは発展しすぎです。

もっとも、この「儲ける」という行為を他の人より飛び抜けて稼ぐ、ということと解釈すれば、単に出る杭を打ち、成功した他人を妬む中で生まれた社会的価値観と捉えることもできます。実は「お金儲けは汚い」という考え方自体が「汚い」考え方なのかもしれません。


・・・えーと、まとまってないですね。すみません。

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