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2010年1月13日 (水)

農業をキャリアパスの一部として考える

Podcastの「ラジオ版学問ノススメ」で、ギャル農業で知られる藤田志穂さんの話を聞きました。

そこでフと思ったのが、農業を一生の仕事ではなく、人生の一時期に携わる、もっといえば、キャリアパスの一部として考えることはできないだろうか、ということです。

農業というとなんとなく「長く続ける仕事」の代名詞というか、やるからには一生携わる覚悟が必要というイメージがあります。
どんな仕事でもそうだ、という考え方もあるかもしれませんが、長く続ける事もできる、というのと、長く続けなければいけない、というのではまるで敷居が違います。

例えば職人の領域というのは、一人前になるまでに長く携わる覚悟が必要でしょう。でも、一人前にならなくても、途中で断念しても本来は構わないはずで、その経験を別の形で生かすことができれば、その人の人生にとっては意味のあるキャリアということになります。

農業も同じような捉え方はできないか。分かりやすく例えるなら、青年海外協力隊のような、期間限定の仕事として取り組むことはできないか・・・そんな気がしました。

恐らく藤田さんは、農業を一生続けるということは今の段階では考えていないはずです。もちろん、結果として一生続けたって良いわけですが、何も縛られる事はない。

もっとも日本の場合、労働市場の流動性が低いので、農業に限らず「一生の仕事」として取り組まざるを得ない、という側面もあるかもしれませんが・・・。

会社組織として農業に取り組むようになると、恐らく社員は「一生農業だけ」というわけではなく、社内の他の仕事とローテーションをしながら農業に従事することになります。これを社会的に成り立たせることができれば、また少し違った人生のキャリアというのができてくるかもしれない・・・などと思ったのでした。

家庭菜園とか、仕事ではないレベルで農作業に関わる人というのは意外と多い気がします。これをもう少し長いスパンで考えて、しかも農業のキャリアが他の仕事にも生かせるような何かがあると良いんですけどね・・・それ以上はやったことがないのでなんとも想像できませんが、他の仕事のキャリアが農業で生かせるように、農業のキャリアが他で生かせる領域というのもあるのではないか、という気がするのです。
(もっとも、人生の豊かさ、みたいな精神的満足感とは別の話である必要はありますが・・・。)

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