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2010年2月 1日 (月)

アバター

先週の金曜日は所用があって休みをとったのですが、用事自体は午前中で終了してしまったため、午後から話題の映画アバターを観に行ってきました。

ネタバレにならないように書くのが難しいのですが・・・確かにスゴい映画でしたが、個人的な感想としては「映像を楽しむ」映画だな、というもの。一方でその映像世界に「ファイナルファンタジー?」と感じてしまったのも確かです。細部の描き込みはさておき、こうした異世界の世界観については、どこかで見たような感覚がありました。
(もっとも、まったく未知だと人間の感覚として受け入れられない可能性もあるので、最初から計算ずくで既視感を持たせるようにしているのかもしれません。)

もう一つ、みもふたもない感想かもしれませんが、「結局戦争映画か」とも感じました。映画としてのカタルシスを生み出すためには仕方のないことかもしれませんが、異なる異文化の対立と融和というテーマを考えた場合に、融和という部分への踏み込みが足りないように感じたのは確かです。特に、最後の主人公の選択はちょっとひっかかりました。

そこで思い出してしまったのは、個人的に大好きなM.Z.ブラッドリーの「ダーコーヴァ年代記」というSF小説のシリーズ。

「惑星壊滅サービス」という作品があるのですが、この中に、人類と異世界の住人とが、どのように理解し、互いを受け入れるかという一つの答えが描かれています。(ああ、踏み込んで書けないのがもどかしい・・・。)

少し引っ掛かっているのは、アバターの最後で主人公がした選択は、結局相手を受け入れるのではなく、人類を捨てるものであったのではないか、ということ。むしろその前に異世界の女性がとった行動にこそ、相手を理解し、受け入れるという考え方が感じられます。あるいは、それ自体も人類と異世界との描き分けなのかもしれませんが・・・。

まぁそんな些細なごたくはともかく、あの圧倒的な映像は何度か観るにふさわしい内容だと思います。3Dも含めて、ぜひ一度は劇場で観ることをオススメしたい映画でした。
(その3D映像に関しては、かなりリアルでしたが、恐らく全編現実世界が舞台であれば、まだ気になってしまう違和感が残ったのではないか、という気がします。描かれているのが異世界だからこそ、圧倒的な迫力につながったのかもしれません。)

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