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2010年3月12日 (金)

公式ブログのリターンとリスク

会社のブログについて講演をすることになったので、そろそろその内容をまとめなければならない。

ブログについて話せと言われても、話を聞くぐらいなら書いてあるものを読めよ、と言いたくなったりもするのだが、逆に「書いていない部分」にこそ価値があるということなのだろう。オーダー(というほどのものでもないが、要望)されているのは、立ち上げまでの経緯や内外の評価といった、ブログ上には表れない部分についての話だ。

特に立ち上げに関しては「どのように社内を説得したか」といった内容に関心が高いだろうとのこと。主催者からの話レベルだが、まぁそうだろうという気もする。

ただ、ブログに関して、事前に想定効果を示して社内を説得するのは非常に難しい。そもそも、想定することに意味があるのか、などとみもふたもないことを考えてしまう。

加えて、こうした手段にはリスクの話がつきまとう。突き詰めて考えればメリット同様にあいまいな「リスク」ではあるのだが、炎上といった問題はメリットよりもずっと「分かりやすい」ので、多くの場合、そちらが話題になって結局ポシャってしまうということもあるに違いない。

正直なところ、自社のブログについてそうしたメリットやリスクを明確に議論したことはないのだが、何となくではあるが一つハッキリしていることがあるように考えている。
それは「火のないところに煙は立たない」ということだ。

本来の意味とはもちろん異なるのだが、ブログを「広報手段」として捉えた場合、それは「狼煙」の形で煙を立てる行為に例えることができるだろう。

狼煙をあげるには火を起こさなければならない。この火がつまり「炎上のリスク」だ。

そして目立つ狼煙をあげるには、それだけ強い炎を燃やす必要がある。

つまり両者は表裏一体の相関関係にあるのだ。だからバランスが重要と言ってしまえばそれまでだが、経験から言えば、多くの注目を集めるにはそれだけ「きわどい」エントリーが必要になると感じている。逆にそうした炎上リスクを下げたいなら、当たり障りのない「目立たない」エントリーをすればいい。

ローリスク、ハイリターンというのは、そうそう成り立つものではないのだ。ローリスクローリターンをめざすのか、ハイリスクハイリターンをめざすのかで、自ずとブログの性格は変わってくるはずだが、ローリターンではやる意味がなく、ハイリスクでは始められない、というのが多くの企業の担当者が抱えているジレンマだろう。

正直なところ、その部分にできるアドバイスというのはあまりない気がする。SIや代理店であればある程度無責任に(失礼)薦めることができても、同じ担当者の立場としては、ブログは決してお手軽な手段ではないし、広報だけが目的であれば普通のホームページで十分だというのが正直なところだ。

ちなみに自社のブログに関しては。すくなくとも「広報」として考えた場合はローリスクローリターン路線で運営している。これは別の目的があるからだが、それは講演に来られた方にだけお伝えすることにしよう。
(などと書きつつ後日あっさり書いてしまうかもしれないが・・・。)

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コメント

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投稿: Johne172 | 2019年7月 5日 (金) 03時11分

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