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2010年7月 1日 (木)

誰が謝罪すべきか

最低である。久しぶりにかなり不愉快になった。
そういう感情を発して周囲を巻き込むことは良くないとは分かっているのだが、叫ばずにはいられない。

ワールドカップの決勝トーナメントで、日本はパラグアイにPK戦で敗北した。結果として駒野選手が外したことが直接的な敗因となったのだが、翌朝のTBS「みのもんたの朝ズバッ!」で、あろうことか彼の母親にインタビューを行い、「皆さんに申し訳ない」と言わせたというのだ。
(そんな時間の番組を見ているヒマなどないし、見たくもないから、後からtwitterで知っただけだが。)

もちろん無理矢理言わせた訳ではないだろうが、状況的にそうした発言を引き出すためだったのは間違いない。他の言葉が出ることはあまり予想できないからだ。

何が最低かと言って、親を巻き込んだのはもちろんだが、駒野選手の心の拠り所まで奪っていることだ。親というのは子にとって最後の砦である。日本中、世界中の全ての人々が敵になっても、最後までかばうのが親だろう。日本中が駒野選手を責めたとしても、親だけは「お前は良くやった」と言って欲しいし、それが親の姿ではないのか。

それを、当人同士が対面する間も与えず、分断し、破壊する。まさに犯罪的である。

個人的には、駒野選手を責めたい気持ちを持つ人たちがいるであろうことは否定しない。おそらく番組のプロデューサーやインタビューをした記者、みのもんた氏はそうした憤懣を誰かにぶつけたくて仕方なかったのだろう。しかし、当の駒野選手は遠くアフリカの空の下。そこで、手近な関係者にメディアの暴力をもってその怒りをぶつけたということかもしれない。

そんなことが許されるわけがない。

即刻謝罪をすべきだろう。そんなことで償えるわけもないが。

断っておくが、当人の謝罪では全く意味がない。プロデューサー、記者、みのもんた氏の親を呼んで謝罪をしてもらわなければならない。彼らがやったことは、つまりはそういうことなのだ。

それでは同じことになってしまう、と言うかもしれないが、少し違う。駒野選手の母親には、彼がPKを外した事に全く責任はないが、番組関係者の親には、彼らをそのような精神を持つ大人に育ててしまった絶対的な責任があるのだ。

がっちりマンデーとか、TBSには好きな番組もあったのだが、しばらく見る気になれそうにないな・・・。

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