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2010年11月 5日 (金)

顔の見えるトップメッセージ

昨日はふと思い立って、DFFのCSRモニターのアンケートに回答した。しばらく前から何件か回答依頼がきていたのだが、後回しにしてしまっていたものだ。

会社でも自宅でもなかなか気分が回答モードにならないため、帰りにMzoneの利用できる近所のタリーズに寄って回答。iPadでも回答ができるというのは助かる。

回答したのはJFE、ニチレイ、コスモ石油の3社。他にも未回答が残っているが、3社ほどすでに回答期限が過ぎていた。やはりあまり後回しにせず、その都度対応していく必要があるのだろう。別に回答が義務という訳ではないし、自分の場合は回答に伴う寄付にもあまり関心はないのだが、他社のレポートと質問の内容、それに「自分がどう答えるか」という事には関心があるので、回答出来なかったのは残念だったりする。

ちなみに回答はかなり辛辣な方だろう。昨日回答した3社に共通したツッコミは、トップのメッセージが当人の肉声に聞こえない点だ。業績ハイライトのようにその年の取り組みを列挙していたり、理念や方針をオウム返しに復唱していたりといった印象が目立つ。これは大抵の会社に共通するものだが、それでは結局トップがどのように考えているのか、本音が見えてこない。

個人的な感覚からいえば、コンサルタントなどのアドバイスでトップメッセージを構成するとこうした内容に陥りやすい。あるいは、トップ自身の話を元にしていなかったり、社内のチェックが厳しすぎる場合だ。

テクニック的には、内容をあえて一部に絞り込み、なぜその話題を取り上げているのかについて、トップ自身の具体的なエピソードとともに語られていれば、まったく印象は変わってくるだろう。編集的にはそんなに難しい事ではないのだが、幅広く網羅しようとか、そんな個人的な内容を乗せていいのか、なんて議論が社内にあると、その調整の過程で「誰が語っても同じ内容」になってしまう事が多い。

しかし、トップメッセージの目的は、会社の理念や方針を「読む」事ではなく、それに対するトップとしての思いを「語る」事なのだから、誰が語っても同じ内容ではいけないのだ。会社として考え方はいろいろあるのかもしれないが、少なくとも自分はそう思っていて、そうしたトップメッセージを読むとついついそのようなツッコミをしてしまう。

多分担当者は同じように考えているだろうから、周囲を説得させるための後押しになればと思いつつ、実際には悩みを増やすだけなんだろうな・・・。

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