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2011年2月 8日 (火)

幸福の多様化、不幸の多様化

昨日は「第2回Chabo!著者と読者の集い」というイベントに行ってきた。
Chabo!というのは、参加する著者の本の印税の一部が寄付される、一種のCRMプログラムで、有名どころの著者としては勝間和代氏がいる。

昨日のイベントは「著者と読者の集い」というタイトル通り、彼女を始めとする何名かの著者が集まってトークを行うというもの。

酒井穣氏
竹川美奈子氏
久恒啓一氏
山口一男氏
山田昌弘氏
和田裕美氏

といった面々が、それぞれ自分の考えなどを語っていた。
人数が多かったので、パネルトークとしては正直冗長な感じもあったのだが、同じプログラムに参加していても考え方は様々で、とても面白いイベントだった。

なるほど、と思ったフレーズはいくつかあったのだが、個人的には山田氏の言われていた話に妙に心に残ってしまった。

「幸せになる事と不幸を避ける事は違うのだが、最近は不幸を避ける事ばかり求める傾向がある」

例として挙げていたのが「婚活」の話で、「幸せになる為の婚活」ではなく「不幸にならない為の婚活(相手の選び方)」という発想になってしまっているのだそうだ。

何となく分かる話ではある。ただ、おそらく「幸せ」の捉え方は人それぞれでかなり多様化しているのに対して、「不幸」のイメージはまだまだある程度画一的な為、同一の話題として語られやすいといったこともあるのだろう。

その「多様化した」幸福の捉え方というのも、戦後の高度成長の価値観が崩れる中で拡散してきたものなのだ。そう考えると、今後は不幸の価値観というのも多様化してきて、「あなたは不幸かもしれないけど自分は別にそう思わないよ」というようになってくるのかもしれない。

そうなったら「不幸を避ける」事ばかり語られる事もなくなっていくのだろうか。

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