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2011年3月17日 (木)

不安を駆り立てているのは誰か

被災地の父から手紙が届きました。消印は14日。物資の輸送に難儀していると報道されている割には?と思いましたが、手紙には井戸の水を汲み上げるポンプのガソリンが尽きかけていると書かれていたので、今現在の方がこうした事は困難になっているかもしれません。

近所の方も汲みにくるとあったので、断水しているということでしょう。携帯の充電もできないとあるので、この日の時点では電気もなかったということになります。(もちろん、15日に妹に電話があった以上、すでにある程度回復しているのでしょうが。)

燃料がないのはこの季節かなり気になりますが、父は定年後今の土地に移り住んだ時に(自力で)家を建てるまでの一年半近くをテント暮らしで凌いだ猛者なので、そうしたバイタリティを活かして近所の皆さんを支えて欲しいと思います。

とはいえ、報道でも目立つようになってきましたが、現地の燃料不足は気になります。節電の次はガソリンというわけで、供給が回復するまではなるべく車の使用は控えるしかありません。少々不謹慎ですが、どうやら今シーズンのスキーも終わった感じです。

・・・うーん、書き出しを近況報告にすると、その後が続けにくいですね。

話はガラリと変わるのですが、今朝こんなのを見つけました。

Togetter - 「torii_h氏による英大使館会見邦訳まとめ。」
http://togetter.com/li/112284

知るきっかけとなったのは、以下のtweetから。

@ugtk 英国大使館の15日の記者会見を抄訳したもの>http://bit.ly/efckkb 大前リポート同様、最悪ケースを提示して、希望につないでいる。このわかりやすさを知ると、慎重すぎて事実公表とは言い難い枝野発言も、作業員だのみの東電も、すべて頼りない。不安を駆り立ててるのは誰だ?

ふと気になったのが、マスコミは政府発表の不備を指摘して騒ぐぐらいなら、さっさとこうした発表を大々的に打ち出せば良いのでは?ということです。

考えてみれば、我々一般人はマスコミを通じて政府発表に接しています。政府発表に不安を感じる時には、常にセットとなってそれを伝えるマスコミにも不安を感じているのです。
情報収集、分析、伝達のプロとして期待しているという点では、むしろ政府発表を「伝えるべき情報として」伝えているマスコミの発表に不安を感じてしまっている、とも言えるかもしれません。

「不安を駆り立てているのは誰だ?」というのは、少なくともマスコミがいうことではないよな~と感じてしまった次第です。

例えば、メーカーの製品に原料由来の問題があった時に、「原料を提供した生産者の責任です」と担当者が発言したら、間違いなく叩かれます。生産者の責任追求は、メーカーと彼らの間の話であって、消費者に対して最終製品を出した者が責任を負うのは当然です。

マスコミが伝える内容をそうした最終製品と考えれば、社会に対するインパクトに対して、誰がどの様な責任を負っているかは明白なような気がするのです。政府の問題?これは政府とマスコミの問題であって、マスコミは決して傍観者じゃないんですよね。

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