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2011年6月28日 (火)

仮説を立てて仮設を支援

昨日参加したセミナーで、参加者同士の名刺交換の際に「(会社の)ブログを見ています」と声をかけられた。ああ、ここしばらく更新できていなくてスミマセン。嬉しいような、悲しいような・・・。

さておき、昨日のセミナーはパブリックリソースセンターの主催する「変化する被災地ニーズと企業の役割~被災地での暮らしにおける具体的ニーズへの対応」というもので、具体的には仮設住宅の話が中心。なかなか入居が進まない現状や、今後考えられる課題などについて話をお聞きした後に、テーマ毎に分かれてグループディスカッションも行われた。余談だが、こういう話す機会のあるセミナーは楽しい。

先週参加した別のセミナーで「避難所から仮設住宅への入居が行われると、緊急支援から復興支援にモードが変わる」といった話も聞いていたのだが、「仮設」住宅といっても2年から5年も住むのであれば、企業の転勤族の住居と事情はあまり変わらない訳で、なるほど快適な居住空間が必要だよな、という気にもなる。

中学生や高校生ならその学生生活の大半を過ごす事になるかもしれないし、高齢の方にとっては終の住処になってしまう可能性もある訳で、緊急避難のための仮住まい、という捉え方ではいけないのだ。

そのためにどういった支援ができるのか、という話なのだが、仮設住宅事情も千差万別で、なかなか一律に同じような支援というのは難しそうだった。

ただ、聞いた話の中で一つ考えさせられたのは、「何かやる事、やって欲しい事はありませんか」と聞かれても簡単にニーズは出てこないので、「このようなニーズがあるのではないか」と仮説を立てた上で、「こうした事ができます」と提示してもらえると良いというもの。

考えてみたら、企業のマーケティングなどはそうやって進める訳で、支援であってもそうした進め方が必要だということだろう。もちろん御用聞きでも良いと思うのだが、企業としてノウハウを生かすのであれば、市場(被災地)のニーズを自ら掴み、提案していくスタイルで進めていくのが良いのかもしれない。

ちなみにそうしたニーズを調べる場合に参考になるサイトとして、昨日紹介されたのがこちら。

つなプロ 被災者とNPOとつないで支える合同プロジェクト。
http://blog.canpan.info/tsunapro/

避難所や仮設住宅のアセスメントを行っているプロジェクトで、頻繁に更新もある。こうしたデータは、個人よりも企業でこそ活かせるのは確かだろう。

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