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2011年10月26日 (水)

CSRの主体は本当に企業なのか

昨日のエントリーにも関係するのだが(だったらリンクぐらい貼っておけば良いのだが)、CSRというのは、実は企業側の取り組みではなく、企業を取り巻くステークホルダー側の取り組みなのかもしれない。

同じく昨日、Facebookの「CSRコミュニケーションを考える」というグループで書いたのだが、CSRコミュニケーションは「企業が(ステークホルダーに)」しかけるものではなく「ステークホルダーが(企業に)」しかけるものではないかとも感じている。

例えば、先週のアムネスティのセミナーで「CSRは会社の経営判断であり、経営そのもの」というコメントがあったのだが、これは「CSRは企業側で行うもの」という暗黙の了解に基づいた捉え方になっている。CSRが企業に対する外部からのアプローチであると考えれば、それは経営そのものではなく、企業経営に対する社会によるアクションということだ。

それを受け入れるのも経営判断・・・という捉え方では、従来の「顧客の声」とそう変わらない。受け入れる受け入れないではなく、変えてしまう(圧力で変えさせる、ではない)こと、そのために行う一連のアプローチを「CSR」と捉えるのが良いのではないだろうか。

企業のあり方を決めるのは、企業自身ではなく、それを取り巻く社会の側だ。その、企業を見つめる社会の目を変える「社会の責任」を求めているのがCSRの本質のような気がしなくもない。

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