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2012年2月16日 (木)

大企業病を考える

昨日ちょっと考える機会があり、今日は「大企業病」について書こうと思ったのだが、以前書いた内容が(これまで書いたブログ上には)なかった。せっかくなのでそのソースを読み直してから書く事にする。多分会社には残っているはずだ。(そんなもの残しておくな、というのはさておき。)

で、別の話題・・・と思ったのだが、ちょっと思いつかなかったので、昨日Tweetした内容を振り返っておこう。

大企業のCSR部は大企業病の病巣だ、というTweetを見かけた。そうですかすみません、と白々しく反省しつつ、この主張について考えてみる。実は大分前に一度考えた事がある。Twitterどころかブログすら一般化する前の話だが。
2012年2月15日 21:41:34 HootSuiteから

ちなみに大企業病というのは「大企業」というレッテルに付随して発生する精神的状態を「ネガティブ」に捉えた言葉だ。多くは組織内つまり社員に発生するが、実はこう捉えると組織外にも発生するものだという事が分かる。ある組織に対する「大企業だから」という視点がその典型だ。
2012年2月15日 21:46:16 HootSuiteから

それはさておき、昔考えたのは大企業病が発生する要件は二つあるという事だった。一つは組織の巨大化による力の拡大を自己に投影してしまい、周囲に対して傲慢とも見える態度をとってしまうというもの。もう一つは組織が巨大化したにもかかわらず、小さいままの意識を持ち続けてしまうというものだ。
2012年2月15日 21:54:24 HootSuiteから

前者はいわゆる一般的な大企業病の捉え方だと思うが、実はこれは単なる強者が陥りやすい心理状態を示しているだけで、大企業であるというだけが発生の要件になるものではない。本人の責任は一番大きいが、周囲の接し方が影響する場合もある。「大企業」として扱う事がそうした状態を生むのだ。
2012年2月15日 22:00:50 HootSuiteから

そういった意味では、そのように接する周囲も間接的に大企業病に侵されていると言えるだろう。本来必要な対処は大企業としてではなく、対等の相手として接する事だ。それができないのは自らも大企業病に侵されているからである。
2012年2月15日 22:06:51 HootSuiteから

一方、組織が大きくなっても小さい組織の意識のまま、という「大企業病」は、内部的にはかなり深刻な事態を引き起こす事がある。厄介なのは自覚症状がなく、時にはその方が良いという錯覚さえ発生する事だ。
2012年2月15日 22:10:07 HootSuiteから

で、それはどういう事か・・・という所で電車が着いてしまいそうだ。
時間切れか・・・一言だけ触れておくと、コミュニケーションスタイルの問題という事になるのだが・・・。
2012年2月15日 22:12:29 HootSuiteから

・・・うん、ここまではきっかけとなったTweetに感情的に反論しているだけだ。しかも脱線気味(笑)本来であれば、この先に書こうと思っていたもう一つの大企業病に触れてから、冒頭のTweetに反論する流れにすべきだし、そもそも「大企業のCSR部は、大企業病の病巣だ」という主張に対する論考にもなっていない。

大企業病(大組織病)の病巣は、組織内のどこにでもあるもの(だから大企業病というのだ)だと思うのだが、「CSR部」にはもう一つ深刻な病巣が存在する気がしている。名称は「CSR委員会」でも何でも良いのだが、組織内にCSRの文脈で動くもう一つのガバナンスが成立している、というのがその病巣の正体だ。喩えは乱暴だが、「経営に口をだす労働組合」と似たようなものと捉えると良いだろうか。
(断っておくと、労働組合そのものが悪い訳ではない。労働者の権利を守り、要求を伝える事と、経営に口を出す事とは違うのではないか、という事だ。さらにいえばCSRはそもそもが「経営に口を出す」事を目的としているから、実はもっとたちが悪い。)

この辺りは以前どこかで書いたような気もするのだが、これもちょっと見当たらなかった。どうも書き散らすというか、自分の意見がいろいろな所に分散してしまっていて、えーとどこだっけ?ということが多い。

いずれにせよ、このテーマはもう少し考えを整理する必要があるだろう。

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コメント

僕が前職を辞したのも、大企業病が原因です。
僕が考える大企業病は、
1.自社が(それなりに)大企業だと認識している(思い込んでいる)
2.自分がその経営陣になった気でいる(あるいは偉い人)
の2つだと思っています。
前職は、子会社を「自分の子会社」のように扱う、元銀行員たちに嫌気をさしたのですが、まさに「自分が偉い人」になった気分だったのでしょうね。
あ、社長だけはベンチャーだと思い込んでいますが。(笑)

投稿: ooki | 2012年2月16日 (木) 11時57分

ookiさん ありがとうございます。

今日のエントリーに書きましたが、私の考えは若干違っていて、大企業だという認識は必要で、むしろ小さい組織の意識を引きずる方が危険ではないかというものです。

もちろん書かれているような問題はあるのですが、実はこれは「小さい組織ならではの個人と組織の一体感をそのまま大組織に拡大して当てはめている」ゆえの弊害という事ではないかと思うんですよね。

当社の創始者は「会社は大きくしたくない」という事をよく言っていたようで、ある程度大きくなったら分社化する事まで考えていたようですが、これは大組織化のリスクを踏まえた上で、今の価値観や関係を持続する上で小組織である事に価値を見出していたという事ではないか、と受け止めています。

投稿: ProjectK | 2012年2月17日 (金) 08時10分

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