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2012年8月29日 (水)

blast!

昨日は「blast」を観に行ってきた。ブラスの印象があったので、行く前は「聴きに行く」心算だったのだが、終わっての印象は「観終わった」だろうか。音楽を楽しむというよりは、ステージパフォーマンスを楽しむという感覚に近い。

ネタバレしたらまずいかもしれないので詳細は省くが、冒頭は某スネアが大活躍する馴染みの名曲のアレンジ。この曲に限らず、全体の印象としては、ブラスよりもパーカッションのパフォーマンスが印象に残っている。元々映えるという事はあるだろうが、オケではおよそ聴く事がない(オレイユでさえない)パーカッションの乱舞は観ていても聴いていても心が踊る。

もちろんブラスが悪いという事はないのだが、やや気になったのは音全体にスクリーンがかかったような「もやっと感」があった事だろうか。当初理由が分からなかったのだが(失礼ながら「そんなに上手いか?」などと感じていた)、ステージ脇の大きなスピーカーから聞こえてくる、主にパーカッションセクションの音が原因ではないかという事に気づいた。

ステージ後方に位置するドラムセクションの音をスピーカーで飛ばしているのだが、バランスの問題なのか、スピーカーに近すぎるのか、そこから弾き出される空気の振動が、カーテンのような効果を生んでしまっているような感じなのだ。時折、リズムパートなしのソロなどがあると、とてもクリアに楽器の音が聞こえてきたので、おそらくそれが原因ではないかという気がする。

加えて、よく見ると管楽器にもワイヤレスのマイクが装着されているようで、自分の席ではそうでもなかったが、席によってはスピーカーを通した音でしか聞けなかったかもしれない。

そういうものだ、と言ってしまえばそれまでなのだが、個人的にはやや残念な気もする。実際あれだけの迫力を出すには、アンプで増幅してやる必要があるのかもしれないが、せっかく生のステージなのだから、デジタルを通さない音が聴きたかったというのは贅沢な話だろうか。もっとも、動きも激しいので、そもそもそれが可能なのかどうか分からないのだが。

そんなひっかかりは感じつつも、楽しいステージだった。特に出演者の表情がいい。真剣な顔、笑った顔、それ自体が雰囲気を作り出す。こういう感じは、オケではなかなか出来ないのだが、ファミリーコンサートのようなステージは、そうした要素も必要な気がする。

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