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2012年9月24日 (月)

当事者は意識の問題ではない

そこからスタートするしかない。

ヤレバデキルハナシ。 - サカタカツミノブログ
http://sakatakatsumi.hatenablog.jp/entry/2012/09/24/070407

このエントリーで書かれている事は、確かにその通りの要素もあるだろうなと思うのだが、そこで突っ込むとすれば、この指摘自体「問題意識」でしかない点だろう。それがダメというわけではなく、この人は「趣味は観客になること」と言っているのだからそれで良いとして、指摘されていることに「その通りだ」と納得して終わったら批判されている人達と同じだよ、という事だ。

「問題意識」が自分に対して使う言葉なのに対して、「当事者意識」というのは他人に対して使う言葉なのだと思う。少なくとも自分に対して「当事者意識があるない」という捉え方はあまりしないのではないか。

さらにいえば、これらは結局「意識」に対する評価として使われるのではなく、「行動」に伴う評価として使われるものだ。問題意識をベースにして、それを自分で納得したり周囲に語るだけなら「問題意識がある」、解決に向けて動けば「当事者意識がある」となるのだろうが、それほど大差ないといえば違いはないような気がする。

そもそも課題解決に必要とされるのは、問題「意識」や当事者「意識」の高さではなく、「当事者かどうか」にすぎない。乱暴な言い方をすれば、リーダーに求められるのは「意識の低さ」を嘆いたりする事ではなく(それは先のエントリーでいう「問題意識」でしかない)、「当事者にしてしまう」事だとも言える。

とこのように書いてしまうと「意識の低い当事者」はむしろ困ったちゃんみたいな議論になるのだが、課題解決に貢献できない人は「当事者」ではなく「第三者」だとでも定義を変えてしまえば良い。RPGのNPCのようなもので、パーティーに加わっているから当事者とは限らないのだ。

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