« 信頼感と信頼関係 | トップページ | スケール練習用の音源 »

2012年10月26日 (金)

統合レポートを読む理由

今日は報告書を読む会に参加するため、今朝はとりあえず予定されていると案内されてきたレポートを片っ端からダウンロードしてざっと目を通す。今頃・・・という感じではあるが、案内されてきたのが昨日の深夜だから仕方がない(笑)
逆にいえばそれは「参加した時に読めば良い」か「普段から読んでおけ」という主催者からのメッセージだろう。

今回はテーマが統合レポートになっているため、案内されてきたレポートはどれも大ボリュームだ。正直、細かく読むのは限界がある。

こうした統合レポートを制作する目的は何だろうか。

読んでもらうため?しかし、多くのレポートが抱えている「読んでもらえない」課題の一番は、ボリュームが大きすぎることだ。だからハイライトやダイジェストが登場するわけだが、統合レポートはそうした流れに逆行しているともいえる。
もっとも、各社ともダイジェストは用意しているようで、ようはそういう棲み分けをしたという事なのかもしれない。

では広く読んでもらう事が目的ではないとしたら、一体何が目的なのか。

説明責任を果たすため?それなら網羅性を高めて企業活動のすべてを記載する統合レポートを制作するのは納得できる。しかし、多くのレポートにはアニュアルレポートではお馴染みともいえる免責事項が書かれている。統合レポートだから当たり前といえば当たり前かもしれないし、リスクを考えれば分からなくはないのだが、何だか釈然としない気もする。
(免責事項のような記述が生まれるのは、読み手のリテラシーがその程度だという事なのだが、余計な言質を取られないためのものでもあるので、止むを得ない事は理解できる。)

内部的な事情を挙げるなら、制作コストを下げるためという要素もあるかもしれない。手を抜くという意味ではなく、リソースを集中する事でより高いクオリティのものを作るという事だ。複数の部署や担当者で似たようなものを別々に作るよりも、ずっと内容の充実が図れるのは確かだろう。

意外とそんな事情が大きいのかもしれない。正直読み手にとってどんなメリットを見込んでいるのか、実際に読者がどのように評価しているのか、アンケートの結果などが知りたいところではある。

・・・社員の評価でも良いな。
(でもこういうのは意外に社員の評価は良かったりする。大きな企業ではこうした情報は社員もなかなか把握できない事が多く、一方でもっとも興味感心を持つステークホルダーだからだ。)

|

« 信頼感と信頼関係 | トップページ | スケール練習用の音源 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/22760/55973381

この記事へのトラックバック一覧です: 統合レポートを読む理由:

« 信頼感と信頼関係 | トップページ | スケール練習用の音源 »