« 政権公約やマニュフェストを読む | トップページ | 協調を求める組織同調を求める組織 »

2012年11月27日 (火)

演奏会終了

昨日は休みをとっていたので1日遅れとなりましたが、日曜日の府中市民交響楽団第66回定期演奏会は無事終了しました。来場くださった皆さん、ありがとうございました。


・・・とはいえ、「無事」というのは「とても良かった」と同意ではないため、反省点は諸々ある。もっとも、アマチュアの演奏会で反省がなかったら、それは単なる自己満足演奏会だろう、とは思っているのだが。

演奏面で感じた課題は、「地力のトレーニング不足」と「音楽に対する受け身の姿勢」だろうか。特に今回はそうした要素を強く感じた。

両者は全く違うように見えて、実は表裏一体だ。「地力」というのは、自分の出したい音をいかに自在に出すかという事だが、その「出したい音」というのは、受け身の姿勢では生まれてこない。出したい音があって地力を身につけるのか、地力があって出したい音が発想できるのか、やや卵と鶏のような関係だが、今回の演奏会ではその部分の不足をやたらと痛感した。

地力はトレーニングの領域だから、やや環境的に止むを得ない状況もある。しかし、受け身というのは何とかしたい部分だ。特にこの場合問題になるのは、個々のパートや楽器として「こうしたい」というのと、オケ全体として「こうしたい」というのは微妙に違っていて、不足しているのは後者の要素だろうという点だ。

「チェロというパートあるいは楽器をこう弾きたい」という気持ちは、自分にも多少はある。だけどそれは「チェロとして」であって、「オケとして」ではない。オケ全体としてこう奏でたいという意思があって、だからチェロはこうという発想はない。もう少し厳密にいうと、「オケとしてこうしたい」というのを指揮者やコンマスから指示されれば、チェロはこうだと「受身的に」意思を持つ事はあっても、オケとしてこうだという発想には及んでいない。

それは指揮者やコンマスの役割だと考える事もできるだろう。でもそう考えて受け身になったら、弾く楽しみや奏でる楽しみは得られても、音楽を「創る」楽しみは得られない。それでも良いという考えもあるが、今回求められていたのは、少なくとも「創る」意思だったのは間違いない。


運営面で感じた課題は、ほとんどいつも通りという気がするが、段取りが悪いのか、先手が打てていないのか・・・多分一番不足しているのは「任せる覚悟」なんだろうなと思う。今回は自分で手を出さなかった事も多いのだが、結局それは「投げ出していた」だけで、「任せていた」とは言えなかったように感じるのだ。うまく言えないのだが、何かをお願いする際に、出すべきコミットをきちんと提示できていない気がしてならない。そのコミットが何かはともかく・・・。

今回は演奏会後練習が1回休みとなるので、少し落ち着いて考える時間がある。少し経てば年末年始も挟む。この辺りでもう少し自分の立ち位置と役割を確認した方が良いのかもしれない・・・いつも言っている事ではあるが。

|

« 政権公約やマニュフェストを読む | トップページ | 協調を求める組織同調を求める組織 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/22760/56200710

この記事へのトラックバック一覧です: 演奏会終了:

« 政権公約やマニュフェストを読む | トップページ | 協調を求める組織同調を求める組織 »