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2012年11月22日 (木)

政権公約やマニュフェストを読む

以前、新日本有限責任監査法人の大久保和孝氏が、企業のCSR担当者向けに書いた(かどうかは定かではないのだが)文章の中に、社会の課題に対して敏感であれといった趣旨のことが書かれていたのが印象に残っている。

もちろんそのメッセージだけで強く印象に残ったわけではない。セットで主張されていたのが、そのために政党の公約やマニュフェストを読みなさいというものだったので、ああなるほどと思ったのだ。

それは政治的な主張を読めという話ではない。市民が関心を持つと考えられる社会の課題がまとめられており、最低限(担当者として)の知識として把握しておくべき内容であるという話だ。つまり、企業として何に取り組むべきかのヒントがあるという事になる。

言ってみれば、ISO26000で掲げられているような課題が、より具体的かつ社会に密着した形で挙げられているという事だろうか。それは確かにそうかもしれないと、民主党のマニュフェストを(確か)実際に検索して開いてみた事を覚えている。

ただ・・・見ただけだった(笑)。当時はそこまでエネルギーがなかったというか、そもそも読み方も分からなかったというか、何より読んだ後のアクションが想像できなかったという事があるのかもしれない。

自民党の政権公約が発表されたとの事で、そんな事を思い出した。

今回はしっかり読んでみるか・・・と思いつつ、とりあえずダウンロードしてみたのだが、何やらISO26000より難物そうだし、ざっと目を通したところ、読みやすいダイジェスト版ではなく、詳細版を読まないと課題は分かりそうにないし(ダイジェスト版には「~します」とあるだけで背景となった課題設定の説明がない)、いきなり気持ちが萎えていく自分が・・・。

ただ、政治的な視点を意識的に省いて読み込み、さらに各党のものを比較・集約すれば、確かに今の社会が抱える課題がなんであるのかを、主観ではなく客観的に捉える事ができそうな気がする。自分の考えやメディアの主張ではない「データ」としての課題集という事だ。

NPOやコンサルタントの方は、こんな事は当たり前にやっているんだろうなぁと思いつつ、企業の担当者としてもがんばらなければ・・・なんて事を考えたのだった。

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