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2012年12月20日 (木)

反対は意思決定ではない

なるほど・・・と思ってしまった。

「未来の党」の自滅 問われるべき脱原発政党の中身: 農と島のありんくりん
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-9.html

原発云々の話はさておき、特にああと思ってしまったのはこの下り。

つまりは「未来の党」は、原発反対・消費税反対・TPP反対と「反対」ばかりをつなぎ合わせた無責任な党でしかなかったのです。

「未来の党」がどうという事でもない。ここで考えなければいけないのは「何かに反対するというのは意思決定とは呼べない」のではないかという事だ。「〜しない」というのは、ようするに問題の先送りであって、何かを決めたということではない。

「脱原発をする」と表現するといった言葉遊びのような話ではない。いや、ここで問題にしたいのは、原発云々の話ではなく、もっと普遍的な話ではあるが、何かを「しないことを決める」というのは、実は決めたと呼ぶには値しないのかもしれないという事を示唆しているようにも思える。

反対の気持ちを持つことと、それを意思決定として実現する事との間には大きな開きがある。そうした気持ちを持つなということではなく、ではその反対を実現させるためには「反対」というロジックで臨んではダメだという事なのだ。

やろうとすることの問題点を次々探して追求するのは比較的簡単である。
そうした問題点を一つひとつ潰して実現可能性を高めるのはずっと難しい。
だが、物事は後者でなければ進んでいかないだろう。

「原発反対・消費税反対・TPP反対」は、それぞれの問題を指摘すれば成り立つ。
例えばこれを「再生可能エネルギー推進・所得税増税・保護貿易推進」と置き換えていたら、その実現にあたっては多くの問題や反対が立ち塞がるだろう。

逆にいえば、反対意見が次々と発生してくるようなものこそ「意思決定」と呼べるのかもしれない。

自分がしようとしている事が単なる「反対」なのか、それとも何かの「意思決定」なのか・・・肝に命じておかなければいけないなと感じたのだった。

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