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2013年3月26日 (火)

NPOの人材獲得を支えるもの

昨日のNEWS ZEROの「イチメン」で、就職先としてのNPOが取り上げられていた。

櫻井翔 イチメン
イチメン 2013年3月25日 就職先はNPO
http://www.ntv.co.jp/zero/weekly-blog/2013/03/post_352.html

就職先にNPOを選択する人が増えているという内容で、後半は先進事例としてアメリカの事情が取り上げられていた。それ自体はまぁ良く聞くよね〜と聞き流していたのだが、最後の方でこんな事を言っていて、あっと思ってしまった。

(上記ブログから引用)

アメリカは元々、NPOの社会的認知度が高く、またNPOでの勤務経験が後に転職する際に武器になると考えられているそうです。

それってつまり、NPOはキャリアステップの一つであって、長く勤めるものではないって事?

転職が当たり前(と思っているがそれは偏見かもしれない)のアメリカと、まだまだ終身雇用願望の強い(これももう単なる願望かもしれないが)日本とでは元々事情が異なるとは思うのだが、これはつまりアメリカにおいても「人生を支えきるには」NPOは就職先としては厳しいと考えられているいう事を示しているのではないだろうか。いやデータがないので憶測だけど。

そもそも日本における「就職ランキング」というのは、「そこで定年を迎えたい企業」ランキングでもあるような気がする。少なくとも就職先を選ぶ際に「3年後には別の企業へ転職」という視点で選んでいる学生は少ないはずだ。しかし、アメリカではそういった視点が一般的で、それがNPOのランクインに影響を与えているのだとしたら、単純に「日本のNPOもアメリカのようになるべき」というのは、かなり的を外した話になってしまうのではないか。

断っておくと、NPOへの就職が問題、という訳ではない。NPOという組織が人材の流動性に支えられているのだとすれば、その人材獲得においては、組織としての魅力を高めるだけでなく、それ以上に労働市場の変革が必要なのではないか、という話だ。

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