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2013年5月29日 (水)

営利組織が得る利益

営利組織あるいは非営利組織という言葉を耳にした時に、どのような組織と捉えるか。

昨日、このようなTweetをした。

組織はすべからく、何らかの形で資金を調達した上で、消費者(あるいはもう少し曖昧に社会)にサービスを提供する役割を持っていると考える。企業であれ、NPOであれ、行政機関であれ、これを大原則にする。違いはそれぞれの資金提供者と消費者との関係だ。
2013年5月28日 12:14:22 HootSuiteから

行政機関は、資金提供者(納税者)と消費者(サービスの受益者)が、理念として一致している。再分配はその中の一部の機能にすぎない。もっとも、一致していてもそれは資金とサービスが等価で交換される「対価モデル」ではなく、いわば循環モデルのようなものになるだろうか。
2013年5月28日 12:18:58 HootSuiteから

対してNPOと企業は資金提供者と消費者が一致しない。NPOを支える寄付モデルは、資金提供者(寄付者)から消費者(受益者)までが基本的には一方通行となる。広く(そして長く)は社会全体の発展などを通じて資金提供者にもリターンが戻ってくる循環型モデルといえる。
2013年5月28日 12:24:21 HootSuiteから

一方企業の場合は、資金提供者(出資者)と消費者双方に対して対価モデルが成立する。消費者に対してはサービスと対価の交換が行われ、出資者に対しては、資金提供へのリターンとして利益が提供される。重要なポイントは、利益を得るのは出資者であって企業ではないという点だ。
2013年5月28日 12:30:21 HootSuiteから

そして厳密にいうのであれば、出資者が得ているのも利益ではない。彼らの役割は、その余剰金を新たな組織に提供し、新たなサービスを生み出していく事だからだ。
2013年5月28日 12:32:25 HootSuiteから

少し前にはこのようなTweetも。

企業が非営利組織で、NPOが非営利組織という時の「営利(利益)」というのは、その組織に対して向けられるものではなく、組織の出資者(企業なら株主、NPOなら寄付者)に対して向けられるものなんだよなぁ。
2013年5月27日 22:42:49 HootSuiteから

「企業が非営利組織で・・・」というのは「企業が営利組織で・・・」の間違いなのだが、それはさておき、「営利組織としての企業」という場合、多くの人は「モノやサービスを提供して(対価として)利益を得る組織」と考えているのではないだろうか。

多分、その部分が大きなボタンの掛け違いなのだろう。「非営利組織は対価を得てはいけない」みたいな捉え方はそうした掛け違いから生まれている気がする。

営利組織というのは「利益を得る組織」ではなく「(その組織への出資により)利益を得られる組織」と捉える必要があるのだ。そのように考えると、営利組織である企業への投資と、非営利組織であるNPOへの寄付との違いが明確になる。そこで利益を得る、あるいは利益を得ないのは、投資家であり寄付者であって、組織そのものではない。

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