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2013年7月15日 (月)

先々を話し合う

今日はお休みなのだが、朝食を食べに出てきたので、ついでにブログも書く。昨日は色々と有意義な話ができたと思うので・・・。

アマチュアオケの予定は、どの程度先まで決まっているのが理想だろうか。
現実は次の演奏会、せいぜいその次の演奏会までぐらいだろう。チクルスのような場合はさておき、実際のコンサートマネジメントを考えれば、1年半ぐらい先までというのが限界かもしれない。会場確保の問題などもあるからだ。

・・・が、そこを突破してその先を考えておきたい、という話で昨日の夜は盛り上がった。
実際に会場、指揮者、プログラムなどを「確定」しておくという話ではない。それには物理的に設定可能な期間というのがある。

でもその「確定」をスムーズに進めるために、「案」を持ち、常に話し合っておくのは決して悪いことではない。特に選曲はそうだ。

「確定するべき」タイミングでは、その時点ではっきりしている条件を基に選択をせざるを得ない。それはスケジュールであったり、会場であったり、予算だったりする。結果として無難な案にまとまってしまうことも少なくない。

だが、案の段階で色々と動いておけば、その条件を動かすことができる「かもしれない」。

大切なのはその可能性だ。青臭い言葉で語るなら「夢」と言っても良い。

例えば府中では今具体的に来秋の第70回定期演奏会の選曲がほぼ待ったなしになっている。これは条件もほぼ固まってしまっていて、ある程度その枠内で決めざるを得ない。でもその時に、次の第71回、第72回、第73回ぐらいまでを視野に入れて選曲案を作ってしまう。第70回のプログラムは「確定」だが、その先は「案」だ。でもそこまでを含めて団内に提示して、案に対して様々な意見をもらうようにする。

もちろん、その案は単なる「できると良いな」ではない。「確定」するまでは、常に変更の可能性はあるが、基本的にはその実現に向けて条件を整えていくべきものだ。条件が整いそうになければ変更するべきだし、逆にまったく別の案に置き換えられても良いものだが、大切なのは「そこに向かっていく意思」を持ち、示す事だろう。

それが、普段の会話や、練習へのフィードバックを生む。「あれやりたい」「これやりたい」はもちろん大切なのだが、3年後5年後に何かをやるために、今これをやるといった発想も生まれてくるはずだ。

何よりそうした流れができれば、目の前のことだけではなく、先のことを常に話し合うような雰囲気が生まれてくる。確定意識を持ってしまうとそうはならないかもしれないが、案として常に吟味をしている雰囲気ができれば、選曲はさらに幅が広がり、柔軟に進めていくことができるだろう。

その積み重ねが、記念演奏会のような機会にこれまで考えもしていなかったチャレンジをする土壌を生む。

条件に縛られないためには、その条件が生じる前に話を進めておく事が重要なのだ。それができるようになれば、もう一皮剥けたオーケストラになるような気がする。


・・・ちなみに、自分が念頭に置いていたのは府中の話なのだが、盛り上がった相手は上野の森の人である。意外とそういう関係の方が、色々話ができるのかもしれない。

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