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2013年8月20日 (火)

調の変化

今日もやや時間がなさそうな気配なので、電車内にて日曜日の府中の練習を振り返ってみるなど。

運命の場合、細部の詰めはともかく楽譜から置いていかれる事はないため、どうしても事前の準備がおろそかになってしまうのだが、スケジュールの都合でどうしても2週間は練習間隔があくので、結局忘れている事も多い。

で、どうなるかといえば、1回目はできなくて2回目から本気出すといった感じになる。本番はもちろんそんな2回目はない。

正直なところ、運命についてさえまだ楽譜が体に入っているとは言い難い。第一楽章はともかく、第二第三楽章などはどうしても「あれ?こうだったっけ」という事態に陥りやすい。事前に一度でも弾いていれば多くの事態は防げるのだが、そういった事ができていないのだ。

さて、日曜日の練習は第三第四楽章からスタートしたのだが、先に第四楽章を弾いてからだと、第一楽章が随分と薄いオーケストレーションに感じられるのが面白かった。第一楽章から練習を始めるとあまりそういった印象はない。そう考えると、きちんと曲の構成が最後に盛り上がるようになっているという事なのだろう。運命はハ短調で始まり、ハ長調で終わるという構成な訳だが、確かにこれが逆になると気分が違う。

ハ短調から始まればなんでもない感じが、ハ長調の音楽からハ短調に移行すると、そのくすみ感というか、短調なのだという感じがどーんと迫ってくる感じがある。いや迫ってくる必要なんて全くないのだけれども。

楽章間や曲内での調の変化というのは、基本的にはそれが自然に感じられるようにできているので、普段意識する事が薄い(本来はよくない)のだが、こうして順番を変えたりすると、その違いを意識するきっかけにもなる訳だ。

いやいや自然に移調をしているにしても、それを意識してやるのと無意識なままでは全然違うわけで、もっとその辺りは普段から意識する必要があるのだろう。ハ長調でした、ではなくハ長調です、と歌えるようになる事が重要なのだ。

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