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2013年8月16日 (金)

マネーボール

マネーボールを読了したので感想など。

率直に言えば、自分にはよく分からない領域が多かった。事前の期待と違ってストーリー仕立てではなかった(映画にもなっているのだから物語だと思っていたが、実際は少し違う感じ)し、自分のように野球にさっぱり興味のない輩からみれば、本書の内容さえも「社交クラブ」の中の話に見えてしまう。

まぁ仕方がないだろう。この本はメジャーリーグに多少なりとも関心のある人に向けられた本であって、そうでない人に向けて書かれた本ではない。少なくとも登場するチームや選手について、多少なりとも知識を持っていないと、そこに込められたメッセージを自分なりに読み取るのは難しい。

実際のところ、ビジネスの世界では、多くの場合資金を多く持っている方が、その資金をより効率的に活かす方法を持っているものだ。例外はあるにせよ、確率的には、本書に登場するアスレチックスのような組織が大半を占め、その中でしのぎを削っている。メジャーリーグの場合は、少々その比率が一般的なビジネスの世界とはかけ離れていたという事だろう。

もっとも、球団経営として見た場合、必ずしも「試合に勝つ」だけが成功とは言えないあたりが、ビジネスとしては少々特殊という事は言えるかもしれない。いやもちろん勝つことも重要な要素には違いないけれども、そもそもメジャーの球団にとって「成功」といえる状態が何で、アスレチックスがその点においてどうかという評価は、この本ではなされていない気がする。
(というか、この本の主眼は「試合に(低コストで)勝つ」という事に置かれているので、それはそれで良いのだが・・・・。)

うーむ、何というか、あまり本の内容に触れていないエントリーになってしまった。それはつまり、残念ながら自分にとってあまり印象に残る本ではなかったという事だろう。もちろんそれは本書の問題ではなく、自分の興味関心の方向性の問題である。

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