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2013年9月 5日 (木)

考え方の浸透を仕掛ける

ある考え方、方針を組織内に浸透させていきたい場合、どのような方法が効果的だろうか。
少なくとも、一度説明すればOKという事はないのは間違いない。

一番シンプルなのは、業務として仕組み化してしまうことだが、内容によっては難しい場合もある。そもそも仕組み化というのは、ある程度浸透した後で、それを維持継続するためにあるものだ。最初の一指しとしてはあまり良い手ではないように思える。

説明会で話を聞く。そこまでは良い。問題はそれが日々の仕事を変えるまでのインパクトを与え得るかだ。説明会の内容自体に凝る事はできるが、普通に考えると、それだけで変われる人はほんの数パーセントだろう。

加えて、その時には何らかのインパクトがあったとしても、すぐに日々の業務に押し流されてしまうのが常だ。だからこそ仕組み化し業務に組み込むのが最も有効的なのだが、今のところうまいアイデアがない。しかもあまりやりすぎてしまえば、浸透させたい考え方がマニュアル化してしまい、本来期待したい、そこからの創意工夫のようなものが生まれなくなってしまう。

一つ思いついたのは、少人数のワークショップを積み重ねる事だ。

説明会のインパクトが弱いのは、大人数で一方的に聞くだけのために、受け身になってしまうからだ。考え方を浸透させるというのは、実際にその考え方を各自になぞってもらう事が必要だが、そうした現象が生まれにくい。

少人数で、各自が考えを述べるようなスタイルになれば、自ずとその事について考える事が必要になる。その積み重ねが理解を生み、行動を変える・・・のではないか(実際には行動を変えるまでにはもう一押し必要な気もするが)。

課題は、そのワークショップが、日常の業務とかけ離れた研修的な位置づけに陥らないようにする事だ。目的は日々の仕事へのフィードバックなのだから、ワークショップに参加しました、楽しかったです、明日から普段の仕事に戻ります、では意味がない。

歯止めとして考えられるのは、上司によるフィードバックとそれらのアウトプットの公開だろうか。さらにそうしたアウトプットの次のワークショップに生かすような蓄積をして、一度終わってからも進化させていくことが可能になれば、多少なりとも一過性にならないような仕掛けになり得るかもしれない。

説明会をやっただけ、ワークショップをやっただけ、では意味がない。だけで終わらせないような仕掛けが必要なのだ。

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