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2014年3月14日 (金)

目的とねらい

昨日このようなTweetをした。

恥ずかしながら目的と狙いの違いが未だもってよく分からない。言葉の定義とかの問題ではなく、肌感覚とか腹落ち感として。
送信 3月13日 20:20 From HootSuite

特に両者を分けて記述してしまった時の曖昧感は半端ない気がする。あまりストンとくる書きわけにはお目にかかった事がない。
送信 3月13日 20:27 From HootSuite

多分「目的」を直接的な結果、「狙い」を副次的間接的な効果とした場合に、後者を「明示的に記述する」という行為が、前者への意識上のシフトを招いてしまっているのだろう。結果や効果において、両者には差がないからだ(差があるのは行動との結びつき度合い)。
送信 3月13日 20:32 From HootSuite

本来の意味に立ち返ってみる。大辞林ではこうなっている。

もく てき 0【目的】
①実現しよう,到達しようとして目指す事柄。めあて。「━を達成する」「━をとげる」「本来の━にかなっていない」
②〘哲〙行為において目指すもの。それのために,またそれに向けて行為が行われ,実現が求められるもの。⇔手段。→目標(補説欄)
大辞林 第三版

ねらい ねらひ 0【狙い】
①(弓や銃で)ねらうこと。「━をつけて矢を放つ」「━を定める」
②ねらった目標。意図。「━はいいが実現は難しい」
大辞林 第三版

ついでに目標はこんな感じ。

もく ひょう —へう 0【目標】
①そこまで行こう,なしとげようとして設けた目当て。「年内完成を━にする」「━を掲げる」
②射撃などの,的。「━に命中する」
③目じるし。「車上にて弗と目につきしは両替屋の━なり/千山万水乙羽」〔類義の語に「目的」があるが,「目的」はその実現に向けて行為が行われる事柄(対象)の意を表す。それに対して「目標」はそこまで到達しようと定めたところの意を表す〕
大辞林 第三版

こうして改めて比較してみると、

目的:達成、実現すべき成果、結果
ねらい:その成果を得るべき理由

ぐらいに捉えた方が良いような気がしてきた。記述するならこのように書き分ける事になる。

目的:(その行動により)達成すべきこと
ねらい:達成すべき理由(達成により得られること)

このように考えると、副次的・関節的な効果なんかよりずっと書き分けやすい。

例えば何らかの発表をする際に、その目的とねらいは何かを整理しようとした場合、

目的:その発表により何を伝えたいのか
ねらい:伝えることにより何を得たいのか

となる。

しかしこうなると、目的よりもねらいが先ということになるな。目的があってねらいがあるのではなく、ねらいがあってそのために目的を設定するという感じだ。記述としては目的が先だが、思考としてはねらいが先という訳だ。なるほどそれを記述順に考えていたら、しっくりくる訳がない。

組み立てとしてはまずねらいは何かを考え、そのために達成すべき目的を考えるという順番だが、それをアウトプットする際には、まず何を達成するかの目的を伝え、次にその理由としてねらいを伝える方が良いということだろう。

それにしても今頃こんな整理をしているなんて本当に恥ずかしいな。

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