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2014年6月11日 (水)

ソーシャルメディとオールドメディア

あまりネタがないので、少し前に炎上事例になったこちらにコメントしてみる。

ソーシャルは難しい。わたしはこれでYahoo!個人に投稿するのをやめることにしました
http://bylines.news.yahoo.co.jp/nagaeisseki/20140607-00036112/

確かにソーシャルは難しい。でもこれってソーシャルの難しさなんだろうか。

ソーシャルメディアをどう捉えるかという話ではあるのだが、こういう「立場を明らかにしている以上、「個人的な」意見とは認めない、というスタンスがあるべき姿であれば、組織に属する人間から「個人的な」意見は引き出せないということになる。

だったら、オールドメディア上で公式に意見を表明した方が良い。でもそれはつまらないことではないだろうか。

少し前にイケダハヤトさんが、「会社に入るとつまらない人間になる」と言っていたのだが、つまらなくしているのは「組織の代弁者を求める」周囲の人間ではないか。

会社に入ると「つまらない人間」になるんですよ
http://www.ikedahayato.com/20140428/5871936.html

直接会って面白い企業人というのは沢山いるわけだが、それは組織を代弁するだけでない個人的な側面に触れているからであって、「この人は組織の代弁者」と捉えた時点でつまらなくなるのは想像に難くない。それは人としての個性を認めていないからだ。

組織の「外の人」がそういった捉え方をするのであれば、組織の「中の人」というのは、組織の中でしかその面白さを発露しなくなる、というかできなくなる。

それを打破するのがソーシャルメディアというものの役割と思っているのだが、以前某誌の編集長に「名を名乗れ」と絡まれたように、発言の内容ではなく立場を問題にするオールドメディアの人たちというのは、ソーシャルメディアをどう捉えているのだろう。

まさか「個人がメディアを持てること」とか捉えているのではあるまいな。それってオールドメディアを小さくしただけにしか見えないのだけれども。
個人のブランディングに使えるとか、そうした発信自体で稼ぐといった話も、結局プチオールドメディア的な話であって、ソーシャルメディアの話ではないよね、という気がしなくもない。いやプチメディアにはプチメディアの価値があるけれども、それが「ソーシャル」なんて、ただのバズワードにしか感じられない。

もっとも、オールドメディアの世界の話と捉えれば、件のYahoo!の中の人の発言は失言でしかなく、企業としても何らかの対応は取らざるを得ない。実際自分にも会社からはそうした注意喚起がされている。

そういった意味では、まぁそんな程度(社会もソーシャルメディアも)なんだよ、ということかもしれない。

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