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2014年6月27日 (金)

持続可能な開発の捉え方

昨日こんなRetweetをした。

これ逆にしたらどんな印象でしょうね。「現在世代のニーズを損なうことなく、将来の世代のニーズを満たすこと」 RT @: 「将来世代のニーズを損なうことなく、現在の世代のニーズを満たすこと」
送信 6月26日 18:45 From Hootsuite

誰へのRetweetかは伏せたが、書かれているように、CSRというか、持続可能な開発の定義はこのように言われている。

「将来世代のニーズを損なうことなく、現在の世代のニーズを満たすこと」

昨日の思いつきはこれを逆にして、

「現在世代のニーズを損なうことなく、将来の世代のニーズを満たすこと」

としたものなのだが、思いつきにしては良い線をいっているのではないか。

従来の定義でひっかかるのは、どうしても抑制的であることだ。「将来世代のニーズを損なわない」は、現在世代のニーズを満たす上での制約条件として受け取れてしまう。

まぁ、そもそもの発想の原点がそうだと言えばその通りなのだが・・・。

これを逆にすると、将来世代のニーズを満たすことがポジティブな目的になる。逆に現在世代のニーズが制約要件となるわけだが、どういったニーズがあるか分からない将来世代のニーズを制約条件にするよりも、ずっと物事は考えやすいのではないか。

それにそもそもの目的意識が違う。従来の考え方は「現在世代のニーズを満たすこと」で、これは言われるまでもなく満たさなければ、例えば企業は存続出来ない。つまり当たり前の行動原理で、それに制約条件が加わる形になる。

対して逆にすると、「将来世代のニーズを満たすこと」という新たな目的が生まれ、一方で制約条件は、言われるまでもなくすでに存在しているものに過ぎない。

と、単純に考えればよりポジティブなアクションに繋がっていくと思うのだが、何故そのようにならなかったのだろう。単純に逆転させただけだから、思いつかなかったという事はないはずだ。世界トップクラスの頭脳が(きっと)何人も関わっていて、こんな事さえ思いつかなかったとは考えにくい。

だとすれば、何か想像出来ない穴があるということだろうか。あるいは日本語でしか考えたことがないのだが、原語では異なるとか・・・。

一つ考えられるのは「ニーズ」という言葉のニュアンスが組み合わせによって少しずつ変わってくるのではないかという事ぐらいだろうか。といっても言葉に出来るほど明確な差異ではないのだけれども。

「持続可能な開発」はどのように捉えれば良いのだろう。

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