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2014年8月 4日 (月)

マーラーの練習再開

本番ラッシュが終わって、正直もうしばらくはやや惚けた状態でいたいのだが、次の演奏会に向けた練習はもちろん待ってはくれない。

日曜日はF響のマーラー5番。本番指揮者による分奏。6月中旬に合奏して以来離れていたが、いよいよ腰を据えて取り組まなければならない。本当は先週リハビリを兼ねた分奏を経た上で臨みたかったが、別の本番があった為どうしようもない。

分奏は、まずは弦だけとなる第4楽章から。基本的に第4楽章はハープが加わるまでは分奏での練習が中心になる(当たり前だが)。

「小節毎にドラマがある」という指揮者の言葉通り、小節の前半で切迫感を伴って前に進み、後半でそれをためらいと共に引き止めて元に戻す、というパターンを基本に、細かくテンポが揺れ動く。(小節単位であったり、複数小節にまたがってであったり。)
その辺りのテンポを、旋律ではなく、低弦が中心となって引っ張っていく必要がある。

音量も揺れ幅が大きいのだが、小さい音に関しては縮こまったり停滞しないようにする必要がある。実際にきちんと音楽になる音量にした上で、前後のフレージングなどで強弱を演出していく必要があるのだろう。

とはいえ、第4楽章に関しては、曲自体がゆっくりということもあり、ある程度考えながら弾くことができるので、何とかなりそうな気配はある。甘くみて練習をしないでいれば惨憺たる事になるだろうが、きちんと分奏・合奏で弾いていれば、気を抜かない限りは大丈夫だろう。

問題は他の楽章である。

昨日の練習の2曲目はおそらく最難関と思える第2楽章。ちょっと酷かった(自分が)。

こちらは第4楽章のように考えながら弾くという事では間に合わない。考えて弾く事は重要だが、弾く前に考えて後はその通り動くように体を作っておく必要がある。

昨日は体を動かすどころか、考えることすら追いつかないような状態。音源を聴いていれば理解できるというようなものでもなく、楽譜をしっかりイメージできるようにならなければならないのだが、そうやって細かく楽譜を追える状態にさえなっていない。

練習不足、確認不足といってしまえばそれまでだが、前日にちょっとさらったぐらいの付け焼き刃では全く歯が立たない。とはいえ、できなかった事はどうにもしようがないので、いかに挽回を図るかを考えるしかない。

闇雲にさらうしかないような所もあれば、その前に構造をしっかり理解する必要がある所もある。前者は他の楽章も含めて地道にさらっていくしかなく、後者はまず理解する所から始めなければならない。8月後半には2回目のパート練習も予定しているので、それまでに何とか構造の理解まではしておく必要があるだろう。

それと、やはり調性の移行に伴う音程感の変化が曖昧になってしまっている。そもそも音程の把握がいい加減で、昨日も随所で指摘された。前日にさらう時に、面倒になってスケールの練習を省いてしまったのだが、その辺りも単純にスケールとして個別にさらうのではなく、調性の変化を意識した上で行う必要があるのかもしれない。

これは第2楽章に限った話ではない。第1楽章で5回、第2楽章で12回、第3楽章で11回、第4楽章で4回、第5楽章では実に21回も調性の変化があるのだ。そうした変化をしっかり意識した上で、能動的にしかけていく事が必要だということだ。

これ何とかなるんだろうか。いや、何とかしなければならない。

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